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水沢なお

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水沢 なお(みずさわ なお、1995年12月3日 - )は、日本の詩人静岡県出身[1]

経歴

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武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業[1][2]。2014年から『現代詩手帖』誌上「新人作品」欄に投稿詩が掲載され始める。2016年、「モーニング」で第54回現代詩手帖賞を受賞[3]。2019年に同受賞作を含む全13編を収録した第一詩集『美しいからだよ』(思潮社)を刊行。2020年2月、同詩集が第25回中原中也賞を受賞。2024年には「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」の1人に選ばれた[4]

作品リスト

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詩集

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  • 『美しいからだよ』 (思潮社、2019年12月)
  • 『シー』(思潮社、2022年11月)

小説

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  • 『うみみたい』(河出書房新社、2023年3月)

雑誌等掲載作品

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詩作品
  • 「モーニング」 - 『現代詩手帖』2016年5月号
  • 「名前のない山」 - 『現代詩手帖』2020年2月号
  • 「巻頭表現 窓の外で燃える火」 - 『文學界』2020年3月号
  • 「放卵希望」 - 『新潮』2020年5月号
  • 「ターン」 - 『文藝春秋』2020年5月号
  • 「犬の毛」 - 『読売新聞』2020年6月26日夕刊
  • 「私は氾濫して」(「歩きだす言葉たち」欄) - 『朝日新聞』2020年7月13日夕刊
  • 「透明な種族」 - 『現代詩手帖』2020年6月号
  • 「光らないでいて」 - 『三田文學』2020年11月号
  • 「美しいからだよ」 - 『現代詩手帖』2020年12月号
  • 「ハヌカ」 - 『現代詩手帖』2021年1月号
  • 「サンダー」 - 『S-Fマガジン』2021年2月号
  • 「卯卵」 - 『現代詩手帖』2021年12月号
  • 「sink」 - 『現代詩手帖』2023年1月号
小説作品
  • 「生殖する光」 - 『ことばと』vol.3(書肆侃侃房、2020年4月)
  • 「スウィミング」 - 『文藝』2020年冬季号
  • 「うみみたい」 - 『文藝』2022年冬季号
エッセイなど
  • 「新たな関係性の入口で」(カニエ・ナハとの対談) - 『現代詩手帖』2020年6月号
  • 「90年代生まれが起こす 文学の地殻変動 作家26人アンケート」 - 『文藝』2020年冬季号
  • 「ほわほわプラトニック」 - 『ユリイカ』2021年1月号
  • 「思い出の犬」 - 『群像』2021年4月号
  • 「私が彼女に伝えることは」 - 『装苑』2021年3月号
  • 「次は惑星として出会おう」 - 『現代詩手帖』2021年6月号

脚注

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  1. ^ a b 『ユリイカ』2020年4月号(青土社)。
  2. ^ 芸術文化学科「お知らせ」2016年6月29日(2021年4月1日閲覧)
  3. ^ 「第54回現代詩手帖賞決定!」(思潮社公式hp)(2021年3月31日閲覧)
  4. ^ 「世界を変える30歳未満」の30人「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024」に選ばれたのは? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)”. forbesjapan.com. 2024年8月23日閲覧。

外部リンク

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