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水の声を聞く

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水の声を聞く
監督 山本政志
脚本 山本政志
製作 村岡伸一郎
出演者 玄里
趣里
村上淳
音楽 Dr.Tommy
主題歌 美空ひばり愛燦燦
撮影 高木風太
編集 山下健治
製作会社 シネマインパクト
配給 シネマインパクト
公開 日本の旗 2014年8月30日
上映時間 129分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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水の声を聞く』(みずのこえをきく)は、山本政志監督による2014年の日本の映画[1]

2015年ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品。キネマ旬報日本映画ベストテン第9位。

主演の玄里が第29回高崎映画祭最優秀新進女優賞を受賞した。

ストーリー

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お金の為に、新興宗教の組織「神の水」で巫女としてのアルバイトを始めたミンジョン(玄里)だったが、やがて教祖に祭り上げられていく。

登場人物

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ミンジョン
演 - 玄里
神の水の巫女
坂井 美奈
演 - 趣里
神の水の代表
赤尾
演 - 村上淳
広告代理店
三樹夫
演 - 鎌滝秋浩
ミンジョンの父親
紗枝
演 - 中村夏子
神の水の第二巫女
シンジ
演 - 萩原利久
高沢の元で働く中学生
小宮守
演 - 松崎颯
神の水の団員
小宮 佳恵
演 - 薬袋いづみ
守の母親
高沢
演 - 小田敬
借金の取り立て屋
文人
演 - 齋藤隆文
神の水の団員
宮沢 裕太
演 - 富士たくや
神の水の団員
宮沢 依子
演 - 西尾英子
神の水の団員
俊一
演 - 間部祐介
神の水の団員
茂木 奈緒
演 - 高木悠衣
神の水の団員
和子
演 - かわはらゆな
神の水の団員
笹内
演 - 小松茂孝
広告代理店
Gee
演 - リー・マーシャル
高沢の手下
ジュン
演 - 牛丸亮
高沢の手下

スタッフ

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  • 監督・脚本 - 山本政志
  • プロデューサー - 村岡伸一郎
  • ラインプロデューサー - 吉川正文
  • 撮影 - 高木風太
  • 照明 - 秋山恵二郎
  • 美術 - 須坂文昭
  • 録音 - 上條慎太郎
  • 録音応援 - 光地拓郎
  • 編集 - 山下健治
  • 音楽 - Dr.Tommy

評価

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村松健太郎は、「“山本政志印”とも言うべき、ダークサイドの住人やリアルで唐突な暴力描写、ゲリラ的に敢行されたロケなどは作品のそこかしこで健在」だが、「それよりもストーリーがまず見た人間の心を捉える」、と指摘した[2]宇田川幸洋は、「現代の断面をのぞく鋭い諷刺(ふうし)喜劇でありながら、ミンジョンの見出した清廉な祈りの境地に希望を託しもする。宗教に対するこの両義的な態度が味わい深い」と述べて、本作に5つ星満点の4つ星を与えた[3]

2015年10月2日にDVDがリリースされる[4]

脚注

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  1. ^ Elley, Derek (2015年2月3日). “The Voice of Water”. Film Business Asia. 2015年2月10日閲覧。
  2. ^ 村松健太郎 (2014年8月18日). “山本政志監督最新作『水の声を聞く』レビュー”. 映画芸術. 2015年2月10日閲覧。
  3. ^ 宇田川幸洋 (2014年8月29日). “水の声を聞く 宗教への諷刺と希望”. 日本経済新聞. 2015年2月10日閲覧。
  4. ^ 山本政志監督作「水の声を聞く」DVD化、主演・玄理から熱意あふれるコメント到着”. 映画ナタリー (2015年9月29日). 2015年9月29日閲覧。

外部リンク

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