民間警備隊 (ザイール)
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民間警備隊 Garde civile zaïroise | |
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1985年の訓練。コタコリ軍事基地にて。 | |
創設 | 1984年 |
解散 | 1997年末 |
本部 | キンシャサ |
指揮官 | |
最高司令官 | クパマ・バラモト・カタ |
総人員 | |
予備役 | 第一次コンゴ戦争 |
国外活動 | 国境警備、諸外国からのテロ抑制など |
民間警備隊(Fr:Garde civile zaïroise)は、かつてザイールに存在した警察組織。モブツ・セセ・セコ体制を支援するために創設され、周辺諸国との紛争や内戦において実践投入された。
歴史
[編集]1984年に創設され[1]、主に西ドイツやエジプトで訓練やトレーニングを受けていた。国境警備、違法な交通とテロとの戦い、そして治安の回復などを目的として、様々な面で民間警備隊は徴用されていた[2]。
1987年、モブツの妻のいとこの夫であるクパマ・バラモト・カタが陸軍大将に昇進[3]。民間警備隊は完全にモブツに忠実な部隊となった。1990~1995年にかけて、部隊の一定数が追放されるなど「更なるモブツ化」が進んだが、これはカタンガトラと呼ばれる、カタンガへの回帰を目指す人々がいたとされる[4]。カタンガトラは完全に追放され、バラモトが指揮する民間警備隊は、1996年当時の時点で26,000人の兵で構成されていたとされ、予算はザイール軍(FAZ)の4倍に相当した[3]。
第一次コンゴ戦争に参加したのち敗退を喫し、1997年末に解散した[5]。
参考文献
[編集]- ^ Loi no 84-1285 du 31 décembre 1984 portant réforme des relations entre l’État et les établissements d’enseignement agricole privés et modifiant la loi no 85-579 du 9 juillet 1984 portant rénovation de l’enseignement agricole public, Éducagri éditions, (2021-08-27), pp. 179–185 2023年9月11日閲覧。
- ^ Kisangani & Bobb 2010, pp. 350–351.
- ^ a b Kennes 1998, p. 11.
- ^ Kennes 1998, p. 13.
- ^ Kimoni, Glorieux Bikyeombe; Kisenge, Faustin Kasereka; Longombe, Ahuka Ona (2020-12-30). “Epidemiological and Clinical Characteristics of Goiter Operated Patients in Kisangani (Democratic Republic of Congo)”. The Journal of Medical Research 6 (6): 299–301. doi:10.31254/jmr.2020.6609. ISSN 2395-7565 .