母心 (お笑いコンビ)
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母心 | |
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メンバー |
嶋川武秀 関あつし |
結成年 | 2008年 |
事務所 | オフィスまめかな |
活動時期 | 2008年 - |
出身 | NSC東京校8期(嶋川) |
出会い | みちのくボンガーズ |
現在の活動状況 | ライブ、テレビ |
芸種 | 漫才 |
公式サイト | オフィスまめかな |
受賞歴 | |
2012年 花形演芸大賞 銀賞 2014年 漫才新人大賞 優勝 2023年 花形演芸大賞 金賞 |
母心(ははごころ)は漫才協会に所属するお笑いコンビ。オフィスまめかな所属、落語芸術協会客員。福島県を中心に活動するお笑い集団みちのくボンガーズ(現・ふくしまボンガーズ)の元メンバー。
メンバー
[編集]嶋川 武秀 しまかわ たけひで | |
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生年月日 | 1978年7月26日(46歳) |
出生地 | 富山県高岡市 |
出身校 |
高岡第一高等学校 早稲田大学商学部 |
前職 | 富山県高岡市議会議員 |
現職 | 富山県富山県議会議員 |
所属政党 |
(無所属→) 自由民主党 |
選挙区 | 高岡市選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2023年4月30日 - |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2021年 - 2023年2月27日 |
- ボケ担当。富山県高岡市出身。血液型A型。高岡市立南星中学校、高岡第一高等学校、早稲田大学商学部卒業[1]。和装の女装と鬘が特徴。通称「オカン」。旧芸名は「嶋川最終回」。東京NSC8期生。
- 妻は所属する「オフィスまめかな」の社長である植野佳奈[2][3]。一男一女の父[4][5]。
- 趣味の歌舞伎鑑賞が高じ、日本舞踊の名取(藤蔭也充)となった。
- 2021年10月31日に行われた高岡市議会議員選挙に無所属(自由民主党推薦)で立候補。合併前の旧高岡市時代を含め史上最多得票となる11,604票を得てトップ当選し、今後は政治家と漫才師の二足のわらじを履くと語った[6]。
- その後、2023年4月9日投開票の富山県議会議員選挙に高岡市選挙区から立候補することを表明し[7]、同年2月27日に高岡市議会議員を辞職した[8]。県議選には自民党推薦の無所属で立候補。14,818票を得てトップで初当選となった[9]。県議会では自民党の会派である「自由民主党富山県議会議員会」の所属となった[10][11]。
略歴
[編集]- 2008年1月、結成。
- 2012年1月、漫才協会へ入会。
- 2021年3月、それまで福島・富山で抱えていたレギュラー番組が大幅に整理される。翌4月、嶋川から「漫才を続けながら、それぞれソロの活動も充実させる」とし、関は既に著作もある絵本作家として、嶋川は10月に行われる高岡市議会議員選挙立候補に向けて地元高岡市で政治活動を行っていくと発表した[13][14]。
- 2023年4月、嶋川が富山県議会議員選挙に立候補し、初当選。
芸風
[編集]芸風は主に漫才を行っている。歌舞伎の動作に突っ込むネタなどがある。
漫才時における嶋川の女装は2014年の漫才新人大賞優勝以降段階的に少なくなっている。これは同大会表彰時プレゼンターであったビートたけしの「女装に頼らない漫才をしてほしい」旨の発言を受けてのもの[15]。
漫才協会では、新宿カウボーイ、コンパス、カントリーズ、オキシジェンとともに「若手五つ星」として推し出していく方針を2016年の漫才大会で発表した[16]。主に同協会の浅草東洋館での定席興行のほか、円楽一門会の「円楽一門両国寄席」(お江戸両国亭)、さらに不定期であるが落語芸術協会の定席興行にも出演しており、2022年12月より客員として正式に同協会に加入した。
主に寄席中心で活動しているため予選で短いネタを披露しないといけないM-1グランプリでは2016~2017は2回戦敗退であり、2018で1回戦敗退して以降は出場していなかったが[17]、6分ネタを披露する『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』では2024にノックアウトステージに進出し、270対255でジャルジャルに勝利し『16→8』に進出した[18]。
受賞歴
[編集]- 2012年 - 平成24年度花形演芸大賞 銀賞[19]
- 2014年 - 第13回漫才新人大賞 優勝[20]
- 2019年 - 第50回記念特別公演 『漫才大会』 優勝[21]
- 2023年 - 令和4年度花形演芸大賞 金賞[22]
出演
[編集]現在
[編集]テレビ
[編集]- ゴジてれ Chu !(2008年3月 - 、福島中央テレビ) - 勝手に笑顔グランプリなど担当
- 母心の、この家どうですか?(2019年11月 - 、福島放送)
- いっちゃん☆KNB(2021年3月 - 、北日本放送) - あつし!とやま賢人録 担当 - 関のみ
- ゴジてれ×Sun!(2015年4月 - 、福島中央テレビ) - 関のみ
- ワンエフ(2021年4月 - 、北日本放送) - 関のみ
ラジオ
[編集]- 母心のだら騒ぎ!(2018年10月 - 、FMとやま)
過去
[編集]- イケノダイ Hi4(2006年4月 - 2009年3月、福島中央テレビ) - 嶋川のみ
- ゴジてれシャトル(2007年10月 - 2008年3月、福島中央テレビ) - 駅弁ちゅー担当(嶋川のみ)
- かっとびワイド 気分上々カガちゃん一座(2009年4月 - 2015年3月、ラジオ福島)
- かっとびワイド また出た!カガちゃん!!(2015年4月 - 2017年3月、ラジオ福島)
- かっとびワイド カガちゃん横丁(2017年3月28日 - 2018年9月、ラジオ福島
- あたふたアフタヌーン(2009年8月 - 2015年3月、ラジオ福島)
- 主役は福島!みんなのテレビ(2010年4月 - 2011年2月、NHK福島) - 関のみ
- 笑点(2013年3月17日・2014年5月25日・2014年12月7日・2017年6月25日・2019年2月19日・2020年2月16日・2022年4月24日・2023年7月23日、日本テレビ)※不定期に出演
- ゼロいち(2013年4月 - 2018年3月18日、北日本放送)
- さすけねぇの?福島(2013年7月、NHK福島)
- オカンのあらいやだ、いい家じゃな〜い♪(2013年10月 - 2016年12月、福島放送) - 嶋川のみ
- 母心のいい家み〜つけた♪(2017年1月 - 2019年10月、福島放送)
- 大喜利プラス 〜あなたはだんだんボケたくなる!〜(2018年6月 - 2018年9月、FMとやま)
- Radio de Show ラジオでしょう(2018年10月 - 2020年3月、ラジオ福島)
- 伊集院光とらじおと(2016年4月 - 2021年4月、TBSラジオ)
書籍
[編集]- 関あつし
- 足うらの恋(2020年8月、amazon kindle)ASIN B08G1SB659
- 〜でんしえまきもの〜あれなんじゃ? 電子絵巻物シリーズ(2020年9月、amazon kindle)ASIN B08JV6KKSD
- らっかせい鳥の生態(2021年1月、石田製本)ISBN 4867112127
脚注
[編集]- ^ “またまたドッキリ!?”. 母心オフィシャルブログ「母心日記」 (2016年1月22日). 2020年2月21日閲覧。
- ^ “植野さんの結婚パーティー♪”. 三遊亭王楽のぽよよんブログ (2013年4月9日). 2020年2月21日閲覧。
- ^ “ふくしま結婚応援フォーラム ~一人でも多くの希望をかなえるために、新たな連携へ~ 報告書” (PDF). ふくしま結婚・子育て応援センター. 2019年12月1日閲覧。
- ^ “お笑いコンビ「母心」嶋川武秀、第2子長女誕生「全てに感謝をして育てていきます」不妊治療対策へ期待”. デイリースポーツ. (2020年10月27日)
- ^ “芸能事務所社長・植野佳奈に密着!”. 人生が変わる1分間の深イイ話. 日本テレビ (2020年10月26日). 2020年11月10日閲覧。
- ^ “高岡を元気なまちに 市議選 初当選続々 嶋川さん史上最多得票 漫才師と二刀流”. 北日本新聞: p. 21. (2021年11月1日)
- ^ 母心・嶋川武秀が富山県議選に出馬へ 三遊亭円楽さんの助言で決断 現・高岡市議 - スポーツ報知 2023年2月15日
- ^ プロフィール - 元高岡市議会議員 嶋川武秀オフィシャルサイト
- ^ 富山県議選で圧勝 母心「おかん」嶋川武秀元市議“前例打破”で県議に 転身の理由と支える妻は… - TBS NEWS DIG 2023年4月10日
- ^ 県議会における会派の結成について - 富山県議会 2023年4月14日
- ^ 県議会新会派の構成決まる 最大会派の自民党議員会は3増の30人に拡大 - チューリップテレビ 2023年4月14日
- ^ “今回は必見!!”. 母心オフィシャルブログ「母心日記」 (2020年4月12日). 2020年5月17日閲覧。
- ^ “ご報告。”. 母心オフィシャルブログ「母心日記」 (2021年4月21日). 2021年4月23日閲覧。
- ^ “「母心」ソロ活動もやらせて 関さん絵本作家、嶋川さん政治活動”. 福島民友. (2021年4月21日)
- ^ “「伸びしろあります!」母心が喜びのコメント”. お笑いナタリー. (2014年7月23日)
- ^ “ゲロゲーロは4位に終わる、漫才協会ギャグNo.1は内海桂子「奴さんだョ」”. お笑いナタリー. (2016年11月23日)
- ^ "母心|コンビ情報". M-1グランプリ公式サイト. 2024年3月28日閲覧。
- ^ “タモンズ、金属バット、かもめんたる、ラフ次元ら「THE SECOND」ベスト16へ - お笑いナタリー”. お笑いナタリー. (2024年3月24日)
- ^ “平成24年度「花形演芸大賞」”. 漫才協会. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月21日閲覧。
- ^ “たけしが表彰「漫才新人大賞」優勝は母心”. お笑いナタリー. (2014年7月23日)
- ^ “ナイツの判定で「母心」が漫才大会王座決定戦に優勝 97歳内海桂子も元気に登場”. スポーツ報知. (2019年11月30日)
- ^ “令和4年度花形演芸大賞決定のお知らせ”. 国立演芸場. 日本芸術文化振興会 (2023年3月29日). 2023年3月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 母心 | 株式会社オフィスまめかな
- 母心 - 漫才協会
- 母心 - 落語芸術協会
- 母心日記 - Ameba Blog(現ブログ)
- 「母心日記」(旧ブログ)
- 母心・関あつし (@bongarseki) - X(旧Twitter)
- 嶋川武秀 (@shimatakesan) - X(旧Twitter)
- 母心・おかん (@hahagokoro_okan) - Instagram
- 母心 hahagokoro - YouTubeチャンネル
- 関あつしの店