母の死
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「母の死」 | |||||||||||||
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ジョン・レノンの楽曲 | |||||||||||||
収録アルバム | 『ジョンの魂』 | ||||||||||||
リリース | 1970年12月11日 | ||||||||||||
録音 | 1970年7月 House on Nimes Road in Bel Air, California | ||||||||||||
ジャンル | ロック | ||||||||||||
時間 | 0分51秒 | ||||||||||||
レーベル | アップル | ||||||||||||
作詞者 | ジョン・レノン | ||||||||||||
作曲者 | ジョン・レノン | ||||||||||||
プロデュース | ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、フィル・スペクター | ||||||||||||
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「母の死」(My Mummy's Dead)は、ジョン・レノンの作詞作曲による楽曲。1970年に発表されたアルバム『ジョンの魂』に収録されている。わずか51秒の短い楽曲である。
概要
[編集]ビートルズ時代の楽曲「ジュリア」や、本作に収録されているマザーと同様、レノンが18歳の時に交通事故で亡くした母親に宛てた曲である[1]。曲の一部のメロディは、イギリス民謡の「Three Blind Mice」から引用している[2]。
本曲は、1曲目に収録された「マザー」とは違い、単調なメロディに合わせ、感情なく歌うことでアルバムが終わる[3]。作家のジョン・ブレイニーは、「レノンの長年抱えていた空虚感を呼び起こす」と評価[3]しているとのこと。
レコーディング
[編集]本曲は、アルバム『ジョンの魂』のセッション時ではなく、本作のデモ音源を制作していた1970年の夏頃にカリフォルニア州のベルエアで2テイク分レコーディングされた[3]。 最初のテイクが本曲に収録されているバージョンであり、2テイク目は使用されず、海賊版や2004年に発売されたアルバム『ラヴ ~アコースティック・ジョン・レノン』に収録されている[4]。
クレジット
[編集]出典
[編集]- ^ du Noyer, P. (1999). John Lennon: Whatever Gets You Through the Night. Thunder's Mouth Press. p. 34. ISBN 1560252103
- ^ Rogan, J. (1997). The Complete Guide to the Music of John Lennon. Omnius Press. p. 47. ISBN 0711955999
- ^ a b c Blaney, J. (2007). Lennon and McCartney: together alone : a critical discography of their solo work. Jawbone Press. pp. 35, 39. ISBN 9781906002022
- ^ “My Mummy's Dead” (英語). The Beatles Bible. (2 August 2010) 21 July 2017閲覧。