戎光祥出版
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F |
設立 | 1988年(昭和63年)10月8日 |
法人番号 | 3010001001233 |
事業内容 | 書籍ならびにビデオ媒体の企画・制作・販売 |
代表者 | 伊藤光祥 |
資本金 | 1,000万円 |
外部リンク | http://www.ebisukosyo.co.jp/ |
戎光祥出版株式会社(えびすこうしょうしゅっぱん)は、東京都千代田区にある神道、日本史、鉄道、銭湯、文芸などに関する書籍を刊行する出版社。
概要
[編集]刊行書籍の分野は神道・日本史・城郭が中心である。神道に関しては、祝詞の解説・用例や行事作法など、基礎から実践にいたるまで興味・関心のある読者や神職関係者のニーズに応える書籍を刊行している。日本史は中世を中心に、最近では近世・近代など時代の幅を広げて出版活動を行っている。
シリーズものとしては、一般読者を対象とした概説書で、人物・城郭・事件・合戦を取り上げたビジュアルメインの「シリーズ・実像に迫る」、最新の研究成果を盛り込みつつ、わかりやすく解説した「中世武士選書」、過去の重要論文を集成して研究動向をまとめた「中世関東武士の研究」、「中世西国武士の研究」、「織豊大名の研究」、「室町幕府の研究」、単著論文集「戎光祥研究叢書」などがある。
城郭関連書籍は、多くの縄張り図や現地写真などを駆使した「図説 日本の城郭シリーズ」、「図解 近畿の城郭」、過去の重要論文や書き下ろしをまとめ、今後の進展を探る「シリーズ城郭研究の新展開」などがある。
上記のほか、文芸書・鉄道関連書なども刊行している。2015年(平成27年)5月14日、『室町期島津氏領国の政治構造』(新名一仁著、戎光祥研究叢書3)が、第41回南日本出版文化賞を受賞した。
2021年5月には合資会社歴研(東京都品川区)から定期刊行物『歴史研究』(年10回刊行)の発行権を継承。2021年6月刊行号(通巻692号)からは自社媒体として刊行している。通巻694号(2021年10月号)より同誌を大幅リニューアル[1]。
「戒光祥出版」と誤記されることが多く、Wikipediaにおいても転送ページとして「戒光祥出版」という項目が設けられている。
歴史
[編集]- 1988年(昭和63年)、創立
主な刊行書籍
[編集]- 神道関連
- 『祝詞用語表現事典』
- 『平成新編祝詞事典 増補改訂版』
- 『現代祝詞例文撰集』
- 『英和対訳 神道案内』
- 『新 神社祭式行事作法教本』
- 『日本全国獅子・狛犬ものがたり』
- 『イチから知りたい日本の神さま』(熊野大神・稲荷大神・八幡大神の全3巻)
- 日本史シリーズ
- シリーズ・実像に迫る(2023年現在、『長篠の戦い』など21巻まで刊行)
- 中世武士選書(2023年現在、『上野武士と南北朝内乱』など47巻まで刊行)
- 戎光祥選書ソレイユ(2023年現在、『阿部正弘』など11巻まで刊行)
- 図説(2023年現在、『図説 常陸武士の戦いと信仰』など17巻まで刊行)
- 列伝(2023年現在、『戦国武将列伝 畿内編(下)』など9巻まで刊行)
- シリーズ・中世関東武士の研究(2023年現在、『長尾為景』など34巻まで刊行)
- シリーズ・中世西国武士の研究(2023年現在、『山陰山名氏』など5巻まで刊行)
- シリーズ・織豊大名の研究(2023年現在、『徳川家康』など10巻まで刊行)
- シリーズ・室町幕府の研究(2023年現在、『足利義輝』など4巻まで刊行)
- 戎光祥研究叢書(2023年現在、『中世南九州の寺社と地域社会』など23巻まで刊行)
- 戎光祥中世史論集(2023年現在、『戦国大名の土木事業』など9巻まで刊行)
- 戎光祥近代史論集(2023年現在、『産業発展と石切場』など2巻まで刊行)
- 関東足利氏の歴史(全5巻)
- 戎光祥郷土史叢書(2023年現在、『上総広常』など2巻まで刊行)
- シリーズ・古河公方の新研究(2023年現在、『足利高基・晴氏』など2巻まで刊行)
- マンガで読む(2023年現在、『マンガで読む 戦国の徳川武将列伝』など7巻まで刊行)
- 日本史単行本
- 『中世の門跡と公武権力』
- 『狐の日本史』
- 『福島県の古代・中世文書―福島県史資料編―』
- 『戦国上野国衆事典』
- 『新知見!武士の都 鎌倉の謎を解く』
- 『近世武家社会の研究』
- 『徳川斉昭と水戸弘道館』
- 『偉人たちの決断』
- 城郭シリーズ
- 図説 日本の城郭シリーズ(2023年現在、『奈良中世城郭事典』など17巻まで刊行)
- 図解 近畿の城郭(全5巻)
- シリーズ城郭研究の新展開(2023年現在、『信濃上田城』など5巻まで刊行)
- 信濃の山城と館(全8巻)
- 甲斐の山城と館(上下巻)
- 信濃をめぐる境目の山城と館(上野編/美濃・飛騨・三河・遠江編)
- 城郭単行本
- 『富原文庫蔵 陸軍省城絵図』
- 『飯盛山城と三好長慶』
- その他シリーズ
- 横溝正史研究(全6巻)
- ミステリー珍本全集(全12巻)
- 戎光祥レイルウェイリブレット(2018年現在、『路面電車発展史』・『電気鉄道のセクション』・『電車技術発達史』・『小田急1800形』を刊行)
- その他単行本
- 『龍神のコード』
- 『京成検定1・2・3級』
- 『東急今昔物語』
- 『台風防災の新常識』
- 『アイルランド妖精物語』
- 『航空運賃の歴史と現況』
脚注
[編集]- ^ 戎光祥出版 (2021年9月10日). “『歴史研究』リニューアル刊行についてのお知らせ”. note. 2022年12月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 戎光祥出版 公式サイト
- 戎光祥(えびすこうしょう)出版株式会社 (@ebisukosyo) - X(旧Twitter)