歪仔歪駅
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歪仔歪駅 | |
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歪仔歪 わいしわい Waisiwai[1] | |
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所在地 |
台湾台北州羅東郡羅東街字歪子歪 (現・ 台湾 宜蘭県羅東鎮仁愛里) |
所属事業者 | 台湾総督府殖産局営林所→同農商局→台湾拓殖 |
所属路線 | ■羅東森林鉄路 |
キロ程 | 3.64 km(竹林起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1926年5月18日 |
廃止年月日 | 1945年 |
歪仔歪駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 歪仔歪車站 |
簡体字: | 歪仔歪车站 |
拼音: | Wāizǐwāi chēzhàn |
通用拼音: | Wāizhǐwāi Chejhàn |
注音符号: | ㄨㄢ ㄈㄨ ㄔㄜ ㄓㄢ |
ラテン字: | Waitzuwai |
発音: | ワイズーワイ チャーヂャン |
台湾語白話字: | Uai-á-uai Chhia-thâu(車頭) |
日本語漢音読み: | わいしわいえき |
英文: | Waizihwai Station |
歪仔歪駅(わいしわいえき、ワイズーワイえき)は、かつて日本統治時代の台湾台北州羅東郡羅東街(戦後の宜蘭県羅東鎮)にかつて存在した羅東森林鉄路(太平山森林鉄路羅東線)の駅(廃駅)[2]。駅名は、現羅東鎮仁愛里の古い地名で平埔族やクバラン族の集落「歪仔歪社」あるいは「外阿外(Wayouway)社」によるもので[3][注釈 1]、クバラン語で藤蔓を意味する言葉が転じて歪仔歪と表記された。駅は戦後すぐに廃止され現存しないため仁愛路上に存在したこと以外に資料が乏しいが[5]、林鐵路線に並行していた県道196号の羅東渓(蘭陽渓の支流)に架かる道路橋「歪仔歪橋」にその名前が残っている。
沿革
[編集]- 1920年(大正9年)1月6日 - 台南製糖の路線(天送埤から当駅付近まで)を借用して運行開始[6][7]。
- 1921年(大正10年) - 天送埤以西が開通[6][8]。
- 1924年(大正13年)1月27日 - 竹林まで延伸し羅東線が全線開業[7]。
- 1926年(大正15年)5月18日 - 旅客扱い開始に伴い駅を設置[6]。
- 1945年(昭和20年/民国34年) - 廃止[9]。
脚注
[編集]註釈
[編集]出典
[編集]- ^ 新道滿 (1938). “臺北州”. ローマ字發音臺灣市街庄名の讀方. 東都書籍. p. 16 国家図書館
- ^ “森產館─聊聊「歪仔歪」”. 羅東自然教育中心 (2012年10月1日). 2017年12月2日閲覧。
- ^ 游永富 (2002). “第十一篇 人物篇”. 《羅東鎮志》. 羅東鎮公所. p. 695. ISBN 9570107707
- ^ “噶瑪蘭平埔族考察”. 馬偕在台灣. 2017年12月2日閲覧。
- ^ “羅東林鐵 舊線地圖”. 林務局 (2018年3月26日). 2021年3月1日閲覧。
- ^ a b c 戴寶村 (2001). 宜蘭縣史系列 (經濟類(3)宜蘭縣交通史 ed.). 宜蘭縣政府. p. 67. ISBN 9789570289909 国家図書館
- ^ a b 黃雯娟 (2004年12月). “日治時代叭哩沙地域的產業開發與人口成長”. 《宜蘭文獻雜誌》 (宜蘭縣文化局) (第69期 國家.資本.人民與開發專輯(下)): 頁20. ISSN 1021-4607 .
- ^ “太平山大事記”. 太平山(林務局羅東林區管理處) (2021年11月2日). 2022年5月17日閲覧。
- ^ 李欽賢 (繁体中文). 《宜蘭鐵道物語1924文化列車首航》. Taiwan: 五南. p. 170. ISBN 9789571173207