コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

歩兵第72連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歩兵第72連隊
創設 1908年
廃止 1925年
再編成 1938年
廃止 1945年
所属政体 日本の旗 日本
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 大分 / 都城
通称号/略称 旭1128
上級単位 第12師団 / 第23師団
最終位置 フィリピン ルソン島北部
戦歴 シベリア出兵 / 日中 - ノモンハン事件 - 第二次世界大戦
テンプレートを表示

歩兵第72連隊(ほへいだい72れんたい、歩兵第七十二聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。

沿革

[編集]
5月8日 - 大分にて編成、軍旗拝受
7月17日 - 大分県大分郡大分町の新兵営に移転[1]
4月 - 再編成される
7月 - ハイラルに移駐
6月 - ノモンハン事件のため出動
7月23日 - 総攻撃に参加
8月24日 - 総攻撃に参加
8月30日 - 師団長命令により撤退する
9月16日 - 停戦協定が成立。ハイラルに戻る
7月 - 第4中隊が独立歩兵第59大隊に編入し宮古島に移駐
10月 - 満州里に3,000名を残置し、連隊主力はフィリピンに移動。移動中、輸送船「摩耶山丸」が魚雷攻撃で沈没する
12月 - ルソン島サンフェルナンドに上陸
1月 - アメリカ軍上陸開始
1月9日 - 第8中隊の1個小隊が玉砕
1月13日 - 第4中隊が玉砕
2月25日 - 撤退命令が下る
4月中旬 - 第1大隊が玉砕
8月 - 終戦
9月13日 - アメリカ軍に投降する

歴代連隊長

[編集]
歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
第一次
1 山県万吉 1907.10.22 - 1912.5.3 中佐、大佐昇進
2 上田太郎 1912.5.3 - 1915.2.15
3 引田乾作 1915.2.15 - 1917.8.6
4 田所成恭 1917.8.6 -
5 大室勝 1920.8.10 -
6 芦沢敬策 1922.2.8 - 1923.8.6[2]
7 矢賀正之 1923.8.6 - 1925.5.1
第二次
1 酒井美喜雄 1938.4.1 -
2 中尾小六 1939.8.31 -
中島嘉樹 1942.8.1 -

脚注

[編集]
  1. ^ 『官報』第7524号、明治41年7月25日。
  2. ^ 『官報』第3306号、大正12年8月7日。

参考文献

[編集]
  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 官報

関連項目

[編集]