武田三郎
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武田三郎(たけだ さぶろう、1915年〈大正4年〉 - 1981年〈昭和56年〉11月6日[1][2])は、日本の版画家[3]。
学生時代、平塚運一や畦地梅太郎に学び[4]、棟方志功とも交流があった。
四国の山を深く愛し、地元の風景を描いた温かみのある作品を多数発表した。
また、自治体の広報誌『広報たどつ』『広報まるがめ』の表紙を飾っていた[5]。
経歴
[編集]1915年(大正4年)香川県に7人兄弟の3男として生まれる。
1933年(昭和8年)法政大学入学中平塚運一や畦地梅太郎に学ぶ。
1938年(昭和13年)日本版画協会展に出品して入選。
1943年(昭和18年)『四国の山』を発表。
1952年(昭和27年)日本版画協会会員となる。
1955年(昭和30年)棟方志功に招かれ日本版画院に出品。
1970年(昭和45年)日本版画院・香川支部長就任。
2017年(平成29年)『武田三郎の版木と関係資料』が多度津町指定文化財となる[6]。
脚注
[編集]- ^ 「香川県史 別編 2 (年表)」国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「第Ⅱ期常設展「版画を楽しむ」」高松市塩江美術館公式サイト
- ^ “武田三郎 Takeda Saburo – 香川県多度津町を拠点に活動した版画家”. 2020年2月11日閲覧。
- ^ 「版画家 武田 三郎の世界」あしたさぬき.JP
- ^ 「終了しました。開催中〜9月6日(日) 「心のふるさと 丸亀の原風景 」 | 香川」WEB NICETOWN
- ^ 「町内の文化財一覧」多度津町