武岡真司
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武岡 真司(たけおか しんじ、1963年1月 - )は、日本の工学者(高分子化学)。学位は工学博士(早稲田大学・1991年)。専攻は医用生体工学・生体材料学。ナノシートを主な研究分野としている。
略歴
[編集]- 1963年1月 - 誕生。
- 1981年 - 東京都立戸山高等学校 卒業
- 1986年 - 早稲田大学理工学部応用化学科 卒業
- 1990年 - 日本学術振興会特別研究員
- 1991年 - 早稲田大学理工学研究科応用化学専攻博士課程 修了 工学博士号 授与
- 1991年- 早稲田大学理工学研究科助手
- 1993年 - 早稲田大学理工学研究科専任講師
- 1996年 - 早稲田大学理工学研究科助教授
- 1999年 - ペンシルベニア大学客員研究員
- 2005年 - 早稲田大学理工学研究科教授
- 2007年 - 早稲田大学理工学術院 教授
受賞歴
[編集]- 2011年 - 早稲田大学大隈記念学術褒章奨励賞
著作物
[編集]- 『新訂版・表面科学の基礎と応用、第12節, 人工赤血球』 土田英俊, 武岡真司, 小松晃之, 酒井宏水・著(エヌ・ティー・エス、2004年)
- 『バイオロジクス-生物由来物質を用いた製品開発-』 武岡真司、後藤洋子、川上浩良・著(高分子学会編、2004年9月)
- 『機能性脂質のフロンティア、2 リン脂質二分子膜小胞体を利用した赤血球代替物』 武岡真司・著(シーエムシー出版、2004年12月)
- 『最近の化学工学56 先端医療における化学工学 人工血液(赤血球、血小板)の最近の進歩』 松本慎也,常田聡・著(化学工業社、2004年12月)
- 『図解 高分子新素材のすべて、人工赤血球の仕組み』 国武豊喜監修、武岡真司・著(工業調査会、2005年5月)
- 『血液疾患ハンドブック、人工血液の開発の現状と展望』 武岡真司・著(再生つばさの会、2005年6月)
- 『「医療用マテリアルと機能膜」,第5章人工赤血球 』 酒井宏水, 宗慶太郎, 武岡真司, 小林紘一, 土田英俊・著(シーエムシー出版、2005年)
- 『Functional Polymer Films, Chapt 29 Fabrication, Properties, and Biomedical Applications of Nanosheets』 武岡真司・著(en:y-VCH、2011年、ISBN 978-3-527-32190-2)
参考資料
[編集]- Takeoka.lab|早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科(研究室公式サイト)
- 早稲田大学理工系教員研究紹介 武岡真司
- 研究者公開データベース(武岡真司)
- 先生への突撃インタビュー(その4) 武岡先生(早稲田応用化学会のHP)
- 武岡 真司教授(高分子化学)
関連項目
[編集]- 小保方晴子 - 早稲田大学理工学研究科博士課程在学中に、博士論文の審査に携わった。
- 大和雅之 - 小保方の博士論文審査に共に関わった。
- 常田聡 - 小保方の博士論文審査に共に関わった。
- チャールズ・バカンティ - 小保方の博士論文審査に共に関わった。
- 早稲田大学発ベンチャー「オキシジェニクス」:早稲田大学理工学部と慶應義塾大学医学部との連携へによる人工血液、人工赤血球事業に関わった。シンガポールにおいてはベンチャーキャピタルから高額予算投入後すぐに閉鎖した。
- JST戦略的国際科学技術交流推進事業(代表:早稲田大学 石渡信一)のアイデア、データーの盗用に関わった。
- この人工血液グループはミドリ十字や731部隊にルーツがある。研究テーマを変えてもその体質は色濃く残っている。