武居良明
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武居 良明(たけい よしてる、1929年(昭和4年)1月29日 - 2009年(平成21年)1月13日)は、日本の経済史学者。
経歴
[編集]中華民国関東州大連生まれ。長野県松本市育ち。父は武居郷一。1953年名古屋大学経済学部卒、1954年同助手、1960年信州大学人文学部講師、1965年「イギリス封建制の解体過程」で名大経済学博士。信州大学助教授、教授、経済学部教授、1975-1979年附属図書館長、静岡大学教授、1992年定年退官、名誉教授、常葉学園大学教授、1994年静岡産業大学教授。2008年春、瑞宝中綬章受勲。没後正四位。英国経済史。
著書
[編集]- 『イギリス封建制の解体過程』未来社、1964
- 『産業革命と小経営の終焉』未来社、1971
- 『イギリスの地域と社会 経済史学の新しい方法を求めて』御茶の水書房、1984
- 『イギリスの市民社会 変わりゆくものと変わらざるもの』未来社、1991
翻訳
[編集]- ヒルトン『封建制の危機』吉田静一共訳 未来社、1956 社会科学ゼミナール
- ヒルトン,フェイガン『イギリス農民戦争 1381年の農民一揆』田中浩共訳 未来社、1961
- チョロナー『産業革命期の人びと』未来社、1967
- M.E.ローズ『社会保障への道 1834-1914年イギリス』早稲田大学出版部 シリーズ社会経済史 1995
参考文献
[編集]- 『人事興信録』1995
- 武居良明教授年譜および著作目録 「法経研究」1992-02