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正法寺 (岐阜市大仏町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
正法寺
大仏殿
所在地 岐阜県岐阜市大仏町8
位置 北緯35度25分57.9秒 東経136度46分18.6秒 / 北緯35.432750度 東経136.771833度 / 35.432750; 136.771833座標: 北緯35度25分57.9秒 東経136度46分18.6秒 / 北緯35.432750度 東経136.771833度 / 35.432750; 136.771833
山号 金凰山
宗旨 黄檗宗
本尊 釈迦如来
文化財 籠大仏 附胎内仏(岐阜県指定重要文化財)他
公式サイト 岐阜 正法寺 大仏殿
法人番号 4200005000640 ウィキデータを編集
正法寺の位置(岐阜県内)
正法寺
正法寺
正法寺 (岐阜県)
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正法寺(しょうぼうじ)は、岐阜県岐阜市大仏町にある黄檗宗寺院である。山号は金凰山。萬福寺末寺

本尊釈迦如来は、岐阜大仏として知られている。

黄檗宗の寺院の特徴であるが、建物、作法などは中国風であり、一般的な日本の寺院とは大きく異なる。

歴史

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  • 1638年天和3年)、広音和尚によって開かれる。
  • 1692年元禄5年)、黄檗宗に改宗。千呆和尚により開山。建物が整えられる。
  • 1791年寛政3年)頃、第11代推中和尚が大釈迦如来像の建立をはかり、大仏に使用する経本を集めだす。
  • 1832年天保3年)、第12代肯宗和尚の手により、大釈迦如来像(岐阜大仏)が完成する。

岐阜大仏

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岐阜大仏

正法寺の本尊。釈迦如来の大仏で、日本最大の乾漆仏である。日本三大仏を称する。岐阜県指定重要文化財[1]

なお江戸時代には、奈良大仏(像高約14.7 m)、鎌倉大仏(像高約11.39 m)、方広寺大仏(京の大仏、像高約19 m)の三尊が、日本三大仏と称されていた[2]

その他の文化財

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岐阜県指定重要文化財
  • 木造阿弥陀如来坐像[3]
  • 涅槃図 2幅[4][5]

所在地

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  • 岐阜県岐阜市大仏町8

交通アクセス

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その他

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  • 境内の大仏香芳苑(正法寺香芳苑)では、普茶料理を頂くことができる。2日前までに予約が必要。
  • Mr.マリックは子供の頃この境内でよく遊んだそうで、2022年(令和4年)現在の住職小林孝道はその当時の遊び仲間。[要出典]

参考画像

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脚注

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  1. ^ 籠大仏 附胎内仏”. 岐阜県. 2013年5月11日閲覧。
  2. ^ 薬師寺君子『写真・図解 日本の仏像 この一冊ですべてがわかる』西東社 2016年 p.170
  3. ^ 木造阿弥陀如来坐像”. 岐阜県. 2013年8月6日閲覧。
  4. ^ 涅槃図”. 岐阜県. 2013年8月6日閲覧。
  5. ^ 涅槃図”. 岐阜県. 2013年8月6日閲覧。
  6. ^ 正法寺付近の道路が一方通行規制のため、上りと下りではバス停の位置が違う。