正宗猪早夫
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正宗 猪早夫(まさむね いさお、1912年3月30日 - 1999年9月28日 )は、日本の経営者。日本興業銀行頭取を務めた。
来歴・人物
[編集]東京都出身[1]。正宗得三郎の長男として生まれ、父が美術教師をしていた成城学園に進学、小原国芳から教え子の中で最も優れた俊才の一人と言われた[2] 1933年に東京帝国大学経済学部経済学科を卒業し、同年に日本興業銀行に入行した[1]。日本開発銀行への出向を経て、1957年5月に取締役に就任し、常務を経て、1964年11月に副頭取に就任し、1968年5月には頭取に昇格した[1]。1975年5月に会長に就任し、1984年6月に取締役相談役を経て、1985年6月から相談役を務めた[1]。日本たばこ産業相談役、日本生命保険取締役なども歴任[1]。
家族
[編集]- 父・正宗得三郎 ‐ 画家。正宗家は代々岡山の網元で材木商なども営む資産家。
- 伯父・正宗白鳥 ‐ 小説家
- 伯父・正宗敦夫 ‐ 国文学者
- 叔父・正宗厳敬 ‐ 植物学者
- 姪・るり子 ‐ 府中市美術館館長藪野健の妻
栄誉
[編集]- 藍綬褒章(1974年9月)
- フランス・国家功労章コマンドール章(1978年)
- 勲一等瑞宝章(1983年4月)
- フランス・国家栄誉章レジオンドヌール章(1984年11月)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 興信データ株式會社『人事興信録 第36版 下』興信データ、1991年。
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