歌川芳鶴
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歌川芳鶴
性別 | 男性 |
---|---|
国籍 | 日本 |
母語表記 | 歌川芳鶴 |
読み仮名 | うたがわ よしつる |
生年月日 | 不明な値 |
死亡年月日 | 不明な値 |
職業 | 画家、浮世絵師 |
師匠 | 歌川国芳 |
活動開始 | 1831 |
活動終了 | 1855 |
コレクション所蔵者 | オークランド美術館、国立国会図書館 |
作者の著作権状態 | 著作権保護期間満了 |
歌川 芳鶴(うたがわ よしつる、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
[編集]歌川国芳の門人。俗称は長次郎、一声斎と号す。幼少時に父母を失い、日本橋本石町二丁目の踊師匠藤間トセによって養育される。友人の歌川芳艶が国芳に入門したことを聞き、同じく国芳の門下となる。作画期は天保から嘉永頃にかけてとされ、武者絵、役者絵、美人画、彫物の下絵、合巻や絵本の挿絵など多くを手がける。国芳の代筆もした。生没年は不明だが、『浮世絵師人名辞書』には「弘化頃、三十三歳歿」と記す。
作品
[編集]- 『祝言千箱玉』 合巻 ※美図垣笑顔作、天保12年(1841年)刊行
- 『絵巻物今様姿』 合巻 ※笑顔作、天保13年
- 『犬神太郎暴悪譚』 合巻 ※雪麿作、同年刊行
- 『正本由良湊』 合巻 ※笑顔作、嘉永3年(1850年)刊行
- 『もゝ太郎』 絵本 ※刊行年不明、「一声斎芳霍」の署名
- 「風流美人ぞろい影のおもかげ」 大判錦絵
- 「大黒天喫煙」 大判錦絵 ※嘉永元年
- 「九月 恵比須と大黒」 大判錦絵
- 「三浦畠山衣笠合戦之図」 大判錦絵2枚続 静岡県立中央図書館所蔵 ※天保14年 - 弘化4年
参考文献
[編集]- 桑原羊次郎 『浮世絵師人名辞書』 教文館、1923年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。19コマ目。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年