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歌川 信清(うたがわ のぶきよ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
歌川国信の門人。歌川の画姓を称し作画期は天保頃とされる。文政11年(1828年)建立の豊国先生瘞筆之碑に、「国信社中」として「信清」の名があるが、作や経歴については不明。なお『増訂浮世絵』は「雲澗」と「信清」の印がある「一人立美人を六曲一双に六人画いた」屏風があったと記しているが、この屏風については現在消息不明であり、瘞筆之碑に名がある信清の作だったのかどうかも明らかではない。