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櫟原聰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

櫟原 聰(いちはら さとし、1953年6月1日 - )は、日本の歌人東大寺学園中学校・高等学校前教頭。奈良県大和郡山市出身。奈良市在住。「ヤママユ」「木霊」「京大短歌」所属。「ヤママユ」編集委員。前登志夫に師事。日本ペンクラブ・現代歌人協会・現代歌人集会理事。萬葉学会・上代文学会・萬葉語学文学研究会・古代談話会・歌謡研究会所属。

経歴

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  • 1953年 奈良県大和郡山市生まれ
  • 1969年 東大寺学園中学校卒業
  • 1972年 東大寺学園高等学校卒業
  • 1976年 京都大学文学部国語国文学科卒業(卒業論文は「形容詞の形成過程」)
  • 1977年 東大寺学園中学・高校国語科教諭
  • 1981年 読売文化センター(難波)短歌教室講師兼任(9年間)
  • 1989年 第1歌集「光響」で第15回現代歌人集会賞受賞。
  •     朝日カルチャーセンター(奈良)短歌教室講師兼任(11年間)
  • 1993年 東大寺学園中学・高校総務部副部長(3年間)
  • 1996年 甲南大学文学部非常勤講師(国語教育法担当)兼任(3年間)
  • 2000年 花園大学文学部非常勤講師(国語教育法担当)兼任(5年間)
  • 2001年 東大寺学園中学・高校人権教育部部長(4年間)、朝日新聞大阪本社「詞華の森」短歌欄担当(4年間)
  • 2008年 東大寺学園中学・高校教頭
  • 2011年 東大寺学園中学・高校教頭退任、常勤講師となる(5年間)
  • 2016年 東大寺学園常勤講師終了、非常勤講師となる。
  • 2017年 東大寺学園非常勤講師退職、NHK短歌講師となる。第7歌集『華厳集』で日本歌人クラブ近畿ブロック優良歌集賞受賞。
  • 2019年 奈良大学・奈良県立図書情報館非常勤講師となる。奈良県立大学客員研究員となる。

研究分野

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  • 国語学、上代語・上代文学、和歌文学、近・現代短歌論
  • 和歌・短歌を主とする語学的・比較文学的研究

作品

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歌書

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  • 『夢想の歌学』雁書館 1994
  • 『古代和歌から現代短歌へ』雁書館 2000
  • 『万葉のひびき』竹林館 2003
  • 『現代短歌の相貌』竹林館 2004
  • 『歌の飛翔力 前登志夫短歌の宇宙』雁書館 2005
  • 『精霊のゆくえ 晩年の前登志夫』本阿弥書店 2011
  • 『古歌の宇宙』不識書院 2014
  • 『一語一会』 ながらみ書房 2016
  • 『万葉集に詠まれた美しい日本』宝島社2019

歌集

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  • 『光響』不識書院・現代歌人集会賞受賞 1989
  • 『樹歌』砂子屋書房 1994
  • 『歌の渚』不識書院 1997
  • 『火謡』砂子屋書房 2002
  • 『古事記』雁書館 2007
  • 『碧玉記』本阿弥書店 2013
  • 『華厳集』砂子屋書房 2016
  •  『奈良彦』青磁社 2022
  • 日本ペンクラブ電子文芸館に前期作品400首収録される。

共著

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  • 『カラー小倉百人一首』1991 京都書房 島津忠夫と共著
    • 語学を中心とする。60万部を突破したロングセラー
  • 『橿原の万葉を歩く』 1996 橿原市 中西進と共著
  • 『現代短歌辞典』(岩波書店
  • 『短歌名言辞典』(東京書籍
  • 『現代短歌ハンドブック』(雄山閣

NARA 奈良県立大学学術叢書

参考書

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  • 『現代文読解の公式33』(駸々堂)語学を中心とする。

問題集

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  • 『古典問題集』初級・中級・上級(創文社
  • 『センター対策問題集』(京都書房)他

脚注

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