機動第1旅団
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(機動第3連隊から転送)
機動第1旅団(きどうだい1りょだん)とは、大日本帝国陸軍の特殊部隊。関東軍直属の独立旅団であった。
沿革
[編集]1944年(昭和19年)8月、機動第2連隊を中核として機動第1連隊と機動第3連隊から編成。
本旅団は、風船爆弾にも使用された水素気球(空中歩行具)に兵士が一人ずつぶら下がって、夜間にソビエト連邦領内に空中より侵入し、後方攪乱を行う目的で編成された。
1945年(昭和20年)、実際に水素気球でソ連領内に侵入することなく終戦を迎えた。
歴代旅団長
[編集]最終所属部隊
[編集]- 機動第1連隊:岩本只芳 大佐
- 機動第2連隊:須藤勇吉 大佐
- 機動第3連隊:若松満則 大佐
参考文献
[編集]- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。