橋本萬右衛門 (貴族院議員)
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初代[1] 橋本 萬右衛門(はしもと まんうえもん、1866年7月19日(慶応2年6月8日[2][3])- 1935年(昭和10年)4月12日[2][4])は、明治から昭和初期の地主、実業家、政治家。貴族院多額納税者議員。幼名・鉄太郎[1]。大正後半から昭和初期の福島県下一の大地主[1]。
経歴
[編集]陸奥国安積郡、後の郡山町(現郡山市)で、地主橋本清左衛門の長男として生まれる[1][2][3][5][6]。父の死去に伴い1900年(明治33年)3月に家督を相続[5][6]。祖父・萬右衛門を襲名した[1]。
伊勢万(呉服商)を元に事業を拡大[2]。橋本合名会社社長、二本松銀行頭取、郡山橋本銀行頭取、郡山銀行頭取、郡山電気社長、東部電力社長、郡山紡績社長、名古屋紡績社長、大安生命保険社長などを務めた[1][2][3][4][5][6]。1926年(大正15年)郡山商工会議所の初代会頭に就任した[1][3]。
政界では、郡山市会議員となり[4]、1925年(大正14年)9月29日、貴族院多額納税者議員に就任し[3][7]、同成会に所属して活動し1932年(昭和7年)9月28日の任期満了まで1期在任した[2][4]。
親族
[編集]- 長男 2代橋本萬右衛門 (参議院議員)[1][2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 松沢忠雄編『福島誌上県人会』福島県友会出版部、1923年。
- 『福島県人名鑑 : 一名・事業と人物』福島県人名鑑刊行会、1923年。
- 実業之世界社編輯局編『財界物故傑物傳 下巻』実業之世界社、1936年。
- 『福島県史 第22巻 (各論編 8 人物)』福島県、1972年。
- 福島民報社編『福島大百科事典』福島民報社、1980年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。