橋本芳契
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橋本 芳契(はしもと ほうけい、1910年3月10日[1] - 2001年4月18日[2])は、仏教学・宗教学者。
富山県生まれ。1934年東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒、1962年「維摩経の研究」で東京大学文学博士。石川師範学校教授、金沢大学法文学部助教授、教授、1975年定年退官、名誉教授、福井県立短期大学教授[3]。
著書
[編集]- 『維摩の再発見』大蔵出版 現代仏教叢書 1955
- 『東洋哲学史 インドの文化と哲学』明玄書房 1964
- 『維摩経の思想的研究』法蔵館 1966
- 『維摩経新講 現代に生きる仏教』黎明書房 1967
- 『法句経に聞く』教育新潮社 1970
- 『註維摩詰経問疾品講鑚』安居事務所編 東本願寺出版部 1979
- 『仏教語入門』法蔵館 法蔵選書 1983
- 『維摩経による仏教』東方出版 興福寺仏教文化講座 1988
- 『たちあがる学園』編著 清水書房 1948
- 『維摩経講話 浄土の経への解説』早川博信編 山喜房仏書林 1992
翻訳
[編集]- K.C.チャクラヴァルティ『古代インドの文化と文明』橋本契共訳 東方出版 1982
- エルヴィン・シュレーディンガー『わが世界観』監修 中村量空,早川博信,橋本契訳 共立出版 1987 のちちくま学芸文庫
記念論文集
[編集]- 『仏教研究論集』橋本博士退官記念仏教研究論集刊行会編 清文堂出版 1975