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樹幹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キハダカンバの根元部分の樹幹
ダイオウヤシの樹幹

樹幹(じゅかん、Trunk)は、樹木の地上部のうちを除いた部分(幹)のこと[1]

特徴

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高木性樹木では、針葉樹では一部の樹種を除いて単幹、広葉樹では幹下部は単幹で上方で複数に分岐するものが多い[2]。幹形は孤立木と林内木でも異なり、孤立木では根元が太く幹の上下の直径の差が大きく(いわゆるウラゴケ)、林内木では根元径が比較的小さく幹の上下の直径の差の小さい(いわゆる完満)であることが多い[2]

樹幹の太さ(完満さ)を完満度といい、形状比などの数値で表す[1]。形状比は樹高を胸高直径で割った値であり、数値が大きいほど風害や雪害への抵抗力が弱く倒木しやすい[1][2]

なお、木材の体積を示す材積は立木に用いられることがあるが、その場合は枝条を含むときと樹幹だけの場合がある[1]

脚注

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  1. ^ a b c d (附)参考資料 地域森林計画の用語解説”. 山形県. 2023年12月23日閲覧。
  2. ^ a b c 樹木の形の不思議”. 東京農業大学「食と農」の博物館. 2023年12月23日閲覧。

外部リンク

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