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樫野孝人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かしの たかひと

樫野 孝人
生誕 1963年????
日本の旗 日本兵庫県神戸市
国籍 日本の旗 日本
出身校 神戸大学経済学部卒業
職業 実業家
政治家
著作家
映画プロデューサー
活動期間 1986年 -
団体 CAP(代表取締役
かもめ地域創生研究所(理事
広島県公立大学法人県立広島大学大学院経営管理研究科客員教授
事業構想大学院大学事業構想研究所客員教授
広島県庁広報総括監
京都府参与
著名な実績 著書「福岡ドーム『集客力』の作り方」
著書「情熱革命」
著書「無所属新人」
著書「地域再生7つの視点」
著書「おしい! 広島県~広島県庁の戦略的広報とは何か?~」
著書「人口減少時代の都市ビジョン」
著書「リクルートOBのすごいまちづくり」
著書「仕事を楽しむ整える力~人生を自由に面白くする37の方程式~」
受賞 観光映像大賞(観光庁長官賞)
公式サイト https://www.kashino.net
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樫野 孝人(かしの たかひと、1963年 - )は、日本実業家政治家著作家映画プロデューサー。(株)CAP代表取締役、かもめ地域創生研究所理事、広島県公立大学法人県立広島大学大学院経営管理研究科客員教授事業構想大学院大学事業構想研究所客員教授IMJエンタテイメント創業者(現C&Iエンタテインメント)、広島県庁広報総括監、京都府参与、元兵庫県議会議員兵庫県神戸市出身、神戸大学経済学部卒業。

概要

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神戸市生まれ、神戸大学経済学部を卒業。 リクルートで人事、雑誌編集長、福岡ドームでイベントプロデュースを担当後、2000年IMJ代表取締役社長に就任し、ナスダックジャパン(現ジャスダック)に上場。国内最大手のweb構築企業に成長させる。

広島県庁で企画した「おしい!広島県!」と、京都府庁で企画した「もうひとつの京都」が、ショートショート・フィルムフェスティバル&アジアで観光映像大賞(観光庁長官賞)を2度受賞。現在、(株)CAP代表取締役、かもめ地域創生研究所理事。

著書は「福岡ドーム『集客力』の作り方」「情熱革命」「無所属新人」「地域再生7つの視点」「おしい! 広島県~広島県庁の戦略的広報とは何か?~」「人口減少時代の都市ビジョン」「リクルートOBのすごいまちづくり」「仕事を楽しむ整える力~人生を自由に面白くする37の方程式~」など。

経歴

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1963年昭和38年)兵庫県神戸市に生まれる[1]神戸市立板宿小学校神戸市立飛松中学校兵庫県立長田高等学校神戸大学経済学部を卒業[2]

1986年(昭和61年)(株)リクルートに入社。人事部門に配属。毎年2000人~3000人を面接して、採用した人材だけでなく、採用できなかった人がその後どう成長したかも追いかけた。活躍した人、うまくいかなかった人などを見てきた事例の多さが、人に対しての目利き力を養った[3]。その後、「キャンパスマガジン」編集長、渋谷のアートスペース館長、学生総研所長を歴任[1][3]

1993年平成5年)福岡ドームのコンサルティングチームに参加し、マイケル・ジャクソンマドンナなどのコンサートやシルク・ド・ソレイユ福岡公演などをプロデュース[1]。サーカスの「アレグリア」は、当初から失敗するだろうと言われながら企業スポンサー、旅行会社の団体客に前もって売り、大成功の興行を収めた[3]

(株)メディアファクトリーにて映画制作事業を立ち上げ、「バトル・ロワイヤル」の製作に関わる。5000万円出資して4~5倍のリターンを回収[1][3]

2000年(平成12年)IMJ代表取締役社長に就任[4][1]。3~4年で当初9億円だった年商を40億円まで伸ばし、資本政策に入り、楽天TSUTAYAカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、三井物産などと資本提携し、組織風土を大企業バージョンに変えた[4]

2001年(平成13年)ナスダック・ジャパン株式上場を果たす。IMJの連結グループ23社、売上高186億円、従業員数1,000名の国内最大手のWEBサイト制作企業に成長させた[1]

2009年(平成21年)IMJの社長を退任し、神戸市長選挙に出馬[5]。15万6178票を獲得。現職との差は7,852票と戦後で最も僅差だった[1]

2011年(平成23年)広島県の広報総括責任者(CMO)に就任[6]

2012年(平成24年)京都府の参与、マーケティングプロデューサーに就任[7]。株式会社CAP 代表取締役社長に就任[6]

2013年(平成25年)神戸市長選挙に出馬[8]。15万6214票を獲得。現職との差は5,675票で、2009年に続いて戦後で最も僅差となった[9][10]

2014年(平成26年)3月3日に神戸志民党を結成[11]。翌年に実施された第18回統一地方選挙では兵庫県議会議員選挙にて須磨区選挙区から当選[12]

2017年(平成29年)神戸市長選挙に不出馬を表明[13]

2018年(平成30年)かもめ地域創生研究所 理事に就任[14]

現在は、広島県公立大学法人県立広島大学大学院経営管理研究科客員教授[15]事業構想大学院大学事業構想研究所客員教授を務める[16]

人物

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  • 趣味は野球、小中高と野球をしていた。元読売巨人軍村田真一と同じ小学校で対戦して勝った経験もある。県大会に出場して主将として開会式で選手宣誓をした[17]
  • 子どもの頃から政治家になると決めていた。明確に意識したのは高校2年生の時で、神戸市が「株式会社神戸市」と呼ばれ、1981年に開催された博覧会「ポートピア’81」もあって全国から注目を集めていた頃だった。当時の神戸市長が高校の先輩で、いずれは自分も政治家になると思った[1]
  • リクルートで紙、空間、ラジオ、映像と、メディアを一通りやった。ちょうどインターネットが急成長してきた時代にネットをやらないとメディア全部をわかったとは言えないと思い、アイ・エム・ジェイの転職を選択した[4]
  • 信条は「変革は、小さいところ、弱いところ、遠いところから始まる」[18]

著書

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※ 国立国会図書館「樫野孝人」調べにて

作品

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映画

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※ MOVIE WALKER「樫野孝人」の映画作品より

出演

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雑誌

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※ 国立国会図書館「樫野孝人」調べにて
  • 『出版ニュース』(出版ニュース社)- 「リクルートOBのすごいまちづくり」
  • 『セキュリティ研究 (SSA mook)』(JSN日本セキュリティ情報サービス)
  • 週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 【東洋経済】樫野孝人・神戸リメイクプロジェクト代表(Part1)--地上戦、空中戦、IT戦、政党行政。選挙はこの4つを使う究極のマーケティング
  2. ^ 『人口減少時代の都市ビジョン』(樫野孝人 著)
  3. ^ a b c d 樫野孝人・神戸リメイクプロジェクト代表(Part3)--いいプロデューサーは負けない、負け試合でも引き分けに持っていく
  4. ^ a b c 【東洋経済】樫野孝人・神戸リメイクプロジェクト代表(Part4)--3000万円を捨て、IMJに移った
  5. ^ 【神戸市】平成21年10月25日執行 - 神戸市長選挙公報
  6. ^ a b 【リリース情報】社外取締役及び顧問に樫野氏・森竹氏が就任
  7. ^ 【京都府】広報研修会 平成27年度 バックナンバー
  8. ^ 神戸市長選、貫名氏が公約 神戸空港は廃港含め検討
  9. ^ 【神戸新聞】「政策伝えきれなかった」 再び涙の樫野氏 神戸市長選
  10. ^ 神戸市長選挙 - 2013年10月27日投票 | 兵庫県神戸市
  11. ^ 「神戸志民党神戸市会議員団」結成 ~ いよいよ来春決戦に向け ~ 神戸志民党
  12. ^ 【神戸新聞】統一地方選2015|開票情報|兵庫県議選
  13. ^ 【毎日新聞】樫野氏、不出馬の意向 現職批判の票割れ懸念
  14. ^ かもめ地域創生研究所
  15. ^ 樫野孝人(客員教授) - HBMS 県立広島大学大学院経営管理研究科
  16. ^ 第2回 奈良市みらい価値共創プロジェクト研究「共創ワークショップ」
  17. ^ 草葉達也の神戸物語
  18. ^ 樫野孝人「政治変革はどこから始まる?」

関連項目

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外部リンク

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