樫尾直樹
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樫尾 直樹(かしお なおき、1963年4月1日[1] - )は、日本の社会学者。慶應義塾大学文学部准教授。ラーメン二郎と縁が深いことで知られる。
人物・経歴
[編集]富山県出身。1986年慶應義塾大学経済学部卒業。1995年東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻博士課程修了。早稲田大学人間科学部助手・東京外国語大学外国語学部助手などを経て、現在慶應義塾大学文学部准教授。専門は宗教学。新宗教運動の人類学的調査研究を行い、日本、韓国、フランスをフィールドワークの対象としている。坐禅と道教瞑想を日課とし、身体実践を通じた比較瞑想論と宗教間対話論を提唱。瞑想行の一般理論構築を目指している。
好きなものはラーメン二郎。 なお、ラーメン二郎三田本店との関係が深いことから、同店で提供される鍋二郎を食べられる慶應義塾大学の4団体(慶應義塾体育会本部、慶應義塾体育会相撲部、慶應義塾大学應援指導部、樫尾直樹研究会)のうちの一つであり、同氏の研究会においては年に数回鍋二郎を食べることができる。 なお、娘が2019年8月から2022年3月まで、本店で従業員として働いていた。
2022年5月30日現在、KMC (Keio Meditation Center 慶応瞑想研究所・マインドフルネスセンター)の主宰者・インストラクターを務め、マインドフルネスストレス低減法などのワークショップを開催している。
著書・研究業績
[編集]- 『スピリチュアリティ革命ーー現代霊性文化と開かれた宗教の可能性』(春秋社、2010年)
- 『スピリチュアル・ライフのすすめ』(文春新書、2010年)
- 『慶応大学マインドフルネス教室へようこそ!』(国書刊行会、2016年)
- 『図解ポケット マインドフルネスがよくわかる本』(秀和システム、2019年)
共著
[編集]- (伊藤雅之・弓山達也)『スピリチュアリティの社会学―現代世界の宗教性の探求』(世界思想社、2004年)
- (本山一博・稲盛和夫・影山教俊・神尾学・小林正弥・佐久間秀範・津城寛文・村上和雄・本山博)『人間に魂はあるか?:本山博の学問と実践』(国書刊行会、2013年)
編著
[編集]- 『スピリチュアリティを生きる―新しい絆を求めて』(せりか書房、2002年)
- 『アジアのスピリチュアリティ (アジア遊学)』(勉誠出版、2006年)
- 『文化と霊性』(慶應義塾大学出版会、2012年)
研究実践・運営機関
[編集]KMC (Keio Meditation Center 慶応瞑想研究所・マインドフルネスセンター)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.308