横河商事
表示
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | YCL |
本社所在地 |
日本 東京都品川区西五反田3-6-21 |
設立 | 1938年8月11日(両全社として) |
業種 | 商社 |
法人番号 | 9013201006145 |
事業内容 | 計測・制御機器の販売・保守サービス、保険代理業 |
代表者 | 代表取締役社長 溝渕毅 |
資本金 | 9000万円 |
売上高 | 198億円(2020年03月31日時点) |
従業員数 | 350人(2020年03月31日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 横河電機株式会社:53.0% |
関係する人物 | 横河民輔(横河グループ創業者) |
外部リンク | https://www.yokogawa.com/jp-ycl/ |
横河商事株式会社(よこがわしょうじ、YOKOGAWA & Co'Ltd.)は、横河グループの商社である。
主にグループ各社の製品を販売する代理店で、販売のみならず、保守なども請け負う技術商社。その他、保険代理店として、グループ各社や、グループ社員向けの保険販売も行っている。 もともとは、横河グループ創業家のファミリー企業で、現在の横河電機、横河ブリッジホールディングス、横河建築設計事務所など、横河グループ各社を支配する持株会社であった。
概要
[編集]横河商事の起源は、横河グループ創業家である横河家の資産を管理する「横河元方」である。この横河元方の傘下に、横河工務所(現・横河建築設計事務所)、株式会社横河橋梁製作所(現・横河ブリッジホールディングス)、株式会社横河電機製作所(現・横河電機)、株式会社東亜鉄工所(現・横河東亜工業)の各社が設立された。 1938年(昭和13年)、横河元方は株式会社両全社となった。しかし、戦時中、軍需で規模が拡大した横河グループ各社は、それぞれ多額の増資が必要となり、金融機関等の株主資本を受け入れざるを得ず、両全社を中心とした持株会社体制が崩れることになった。
戦後は、横河グループの商社として再出発した。横河電機製作所の販売代理店となったが、横河建築設計事務所、横河橋梁製作所とも一定の関係を保ち続けていた。
1973年(昭和48年)に横河商事株式会社に社名変更。1995年(平成7年)、横河電機が横河商事の増資を引き受け、子会社化(現在の連結子会社)した。 なお、現在も株式の47%は創業家の横河一族などが保有している。
沿革
[編集]- 1938年:8月、横河家元方会社として資本金45万円をもって設立。株式会社両全社と称し、株式会社横河電機製作所、株式会社横河橋梁製作所その他関係会社の持ち株会社として、銀座交詢社ビルにおいて発足。
- 1946年:5月、独占禁止法により電機機器並びに部品販売業として再発足。
- 1948年:4月、株式会社横河電機製作所代理店。
- 1948年:12月、損害保険代理業開始。
- 1957年:4月、横河電機製作所認可修理工場。
- 1973年:4月、横河商事株式会社に社名変更。
- 1987年:4月、有信計器株式会社を合併。
- 1988年:10月、株式会社大機を合併。
- 1993年:8月、会社創立55周年。
- 1998年:6月、ISO9001認証取得。
- 2008年:10月、会社創立70周年記念事業として「横河商事基金」設立。
- 2016年:5月、本社を目黒区下目黒より現在地へ移転。
- 2019年:8月、創立80周年。