横山奈加子
横山 奈加子 | |
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別名 | Yokoyama Nakako |
出身地 | 兵庫県 |
学歴 | 桐朋女子高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部 |
ジャンル | クラシック音楽 |
担当楽器 | ヴァイオリン |
公式サイト | https://nakako-yokoyama-violin.com/ |
横山 奈加子(よこやま なかこ)は、日本のクラシック音楽のヴァイオリン奏者[1]。
経歴
[編集]幼少期には横浜市に移り、6歳のときに村井陽子のレッスンに通い始める。田澤明子、江藤アンジェラ、江藤俊哉の教えを受ける。森村学園、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽部卒業。1997年桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。
1998年にヴィルヘルム・フルトヴェングラーの大作『ヴァイオリン・ソナタ第2番』を日本初演(ピアノ:鷲宮美幸)。エリザベート夫人の元に届けられたその記録は、同曲の演奏史に大きな足跡を残した。音楽之友社よりプロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第1番(ピアノ浦壁信二)などのロシアの作曲家の作品を集めたCDを発表。
2007年にトッパンホールにてリサイタル「冬の情景」(ピアノ:野平一郎)を開催。同年よりNHK毎日新聞社主催の全日本学生音楽コンクールの審査員を担当。2008年より活動しているピアニスト高橋礼恵とのDUOでは、音楽之友社誌上の「2009年のコンサートベスト10」 に選ばれる。2010年~2012年モーツァルトのヴァイオリンソナタ全曲リサイタルを行う。
2015年にオクタヴィア・レコードよりバッハの無伴奏ソナタ・パルティータ全曲をリリース。2023年にはフォンテックより2022年11月7~9日 五反田文化センターに録音した 『ブラームス ヴァイオリンソナタ全曲』を、ピアノの佐々木京子とリリース。モスクワ国立交響楽団と協演やJTアートホール室内楽シリーズにおいて世界的ビオラ奏者であるユーリ・バシュメットやバイオリンの加藤知子と共演する。公演活動の他に、リオン音楽学院[2]や桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室(鎌倉横浜教室)などで講師を担当。東京都交響楽団の第1ヴァイオリンである横山和加子は妹。
賞歴
[編集]- 1991年 第60回日本音楽コンクール第3位入賞。
- 1992年 第5回日本国際音楽コンクール奨励賞。
- 1993年 エリザベート王妃国際コンクールセミファイナリスト。
- 1994年 第10回チャイコフスキー国際コンクール第5位入賞。
リリース(CD)
[編集]- プロコフェイフ・ソナタ第1番Op.80/チャイコフスキー・なつかしい土地の想い出(ロシア作品集) 2004
- J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ [2CD] オクタヴィア・レコード 2015
- 横山奈加子(ヴァイオリン) ブラームス ヴァイオリン・ソナタ 2023
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “横山奈加子 ヴァイオリン”. rionmusic.com. 2024年8月2日閲覧。
- ^ “横山奈加子|ヴァイオリン|代官山・中目黒の、楽しく学べる音楽教室「リオン音楽学院」”. rionmusic.com. 2024年12月20日閲覧。