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樋口遼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
樋口 遼
選手情報
フルネーム 樋口 遼
国籍 日本の旗 日本
泳法 自由形
所属 BIGFOOT32 SWIM TEAM
生年月日 (1987-03-25) 1987年3月25日(37歳)
生誕地 青森県弘前市
身長 180.4 cm
体重 84kg
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樋口 遼(ひぐち りょう、男性、1987年3月25日 - )は、日本プロ競泳選手。青森県弘前市出身。青森短期大学ビジネス創造学科卒業。50m自由形(短水路)青森県最高記録保持者。

略歴

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小学校から中学までは野球部に所属しており、私立青森山田高等学校に入ってから水泳を始める。高校3年の県大会で初優勝し、青森県最高記録をマーク。ジュニアオリンピックへ出場。[1]

短大でも水泳を続け2年連続で国体にも出場したが、怪我もあり、卒業後は一度水泳を引退し上京。2年間職を転々としながら、フリーターとして過ごす[2]

2009年に地元青森県へ戻り、フリーターとして水泳を再開。日本選手権などに出場するも、一人でトレーニングしている事へのマンネリ化などで、2012年に2度目の引退。 [要出典]

2014年10月、BIGFOOT32 SWIM TEAMを設立し、パーソナルトレーナーを務める[2]

2017年に初のスポンサーをつけて活動。

2019年からはプロ活動も開始し、セルフマネジメントで自ら営業を行い、多数のスポンサー、サプライヤー企業からの支援を受け、現役で活動を行う[2]

人物

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地方を拠点としているため、練習環境に悩んでおり、拠点とするプールまでは車で往復130km以上かけて移動を行っている。 [要出典][3]

マスターズ大会では全国大会の表彰台、短水路シリーズの複数大会複数種目での優勝、地区大会連覇等の数々の戦績を誇っている。

独自のトレーニングとして、雪が降らない春から秋にかけて、腰に重りを着けて神社での階段ダッシュや、公園で陸上トレーニングなどを取り入れている。心身を鍛えるため、年に数回地元の寺院で座禅の修行も行っている[4]

水泳を引退していた期間、2011年8月には、地元弘前市で開催された第45回青森県ボディビル選手権マッスルの部に出場し優勝。 [要出典]

2012年二度目の水泳引退をした後に、地下格闘技を始め、弘前市で開催された地下格闘技イベント卍ファイトに出場し判定勝ち。この勝ちをきっかけに、水泳競技に三度目の復帰を果たしている。 [要出典]

主な実績・受賞

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  • 2017年、ジャパンパンマスターズ 50m自由形(30歳区分)優勝、50mバタフライ(30歳区分)2位
  • 2018年、第1回アジアマスターズ兼ジャパンマスターズ 50m自由形(30歳区分)34位
  • 2019年、FINA世界マスターズ水泳選手権 韓国光州大会 50m自由形(30歳区分)優勝[5]
  • 2022年、ジャパンマスターズ 50m自由形(35歳区分)3位、100m自由形(35歳区分)優勝[6][7]
  • 2022年、第77回青森県選手権水泳競技大会 50m自由形 121位
  • 2022年、イーハトーブマスターズ水泳盛岡大会 25m自由形 優勝、50m自由形 優勝、100m自由形 優勝
  • 2023年、FINA世界マスターズ水泳選手権九州大会 50m自由形 9位、100m自由形 9位
  • 2023年、ジャパンマスターズ 50m自由形 2位、100m自由形 2位、50mバタフライ 3位、100mバタフライ 優勝
  • 2023年、第47回青森県室内選手権水泳競技大会 50m自由形 優勝、100m自由形 優勝
  • 2018年2月23日 平成29年弘前市スポーツ賞『スポーツ優秀賞』受賞[8]
  • 2019年2月19日 平成30年弘前市スポーツ賞『スポーツ大賞』受賞[9]
  • 2020年2月19日 令和元年弘前市スポーツ賞『スポーツ大賞』受賞[10]
  • 2022年3月4日 令和3年弘前市スポーツ賞『スポーツ優秀賞』受賞
  • 2023年3月8日 令和4年弘前市スポーツ賞『スポーツ優秀賞』受賞
  • 2024年3月12日 令和5年弘前市スポーツ賞『スポーツ優秀賞』受賞

メディア出演

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TV

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ウェブ

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  • 水泳の樋口遼選手にインタビュー(2018年3月3日、アップルストリーム)[11]
  • 水泳樋口選手 快挙を市長に報告(2018年3月3日、アップルストリーム)[12]

出典

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  1. ^ 生涯現役を掲げる名もなきアスリートの挑戦物語”. 2021年11月11日閲覧。
  2. ^ a b c 生涯現役を掲げる名もなきスイマーの挑戦物語 GOETHE”. Gentosha. 2023年1月31日閲覧。
  3. ^ 生涯現役を掲げる名もなきスイマーの挑戦物語”. 2021年11月11日閲覧。
  4. ^ 支援打ち切りに危機感も 今できること やるだけ/マスターズ水泳王者 樋口遼さん(弘前)”. 東奥日報. 2023年1月31日閲覧。
  5. ^ プロスイマー樋口遼選手 県記録「奪還する」”. 陸奥日報. 2023年1月31日閲覧。
  6. ^ 第37回日本マスターズ水泳競技大会(競泳)”. 一般社団法人日本マスターズ水泳協会. 2023年1月31日閲覧。
  7. ^ マスターズ水泳 3度2冠/樋口さん(弘前)”. 北海道新聞. 2023年1月31日閲覧。
  8. ^ 功績を称えて「平成 29 年弘前市スポーツ賞」”. 弘前市. 2023年1月31日閲覧。
  9. ^ 功績を称えて「平成 30 年弘前市スポーツ賞」”. 弘前市. 2023年1月31日閲覧。
  10. ^ 功績を称えて「令和元年弘前市スポーツ賞」”. 弘前市. 2023年1月31日閲覧。
  11. ^ 水泳の樋口遼選手にインタビュー”. アップルストリーム. 2023年2月8日閲覧。
  12. ^ 水泳樋口選手 快挙を市長に報告”. アップルストリーム. 2023年2月8日閲覧。

外部リンク

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