極光 (アルバム)
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『極光』 | ||||
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ジャン=リュック・ポンティ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1975年12月 ロサンゼルス チェロキー・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ、フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ジャン=リュック・ポンティ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジャン=リュック・ポンティ アルバム 年表 | ||||
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『極光』(原題:Aurora)は、フランス人ヴァイオリニスト、ジャン=リュック・ポンティが1976年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
[編集]前作『音楽の翼』(1975年)に続き、アメリカのアトランティック・レコードにより制作されたアルバムで[3]、レコーディング、ミキシング、マスタリングはロサンゼルスで行われた[1]。当時のレギュラー・バンドと共に録音され[3]、後にジェネシスやフィル・コリンズのサポート・ギタリストとなるダリル・ステューマーが、本作よりポンティのバンドに加入した[4]。
収録曲「ルネッサンス」は、後にポンティ、スタンリー・クラーク、アル・ディ・メオラのコラボレーション・アルバム『スーパー・ストリングス』で再演され、更にポンティ加入後のリターン・トゥ・フォーエヴァーのライヴでも演奏された[5]。
反響・評価
[編集]アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200で123位、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは14位に達した[2]。スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「エレクトロニクスやファンキーなグルーヴを受け入れられるリスナーであれば、ジャズの冒険性とロックのサウンドを結合させた、気概のある音楽に感銘を受けることだろう」と評している[6]。
収録曲
[編集]全曲ともジャン=リュック・ポンティ作。
- イズ・ワンス・イナフ - "Is Once Enough?" - 4:59
- ルネッサンス - "Renaissance" - 5:49
- 極光 パートI - "Aurora, Pt. 1" - 2:46
- 極光 パートII - "Aurora, Pt. 2" - 6:16
- 闇のパッセンジャー - "Passenger of the Dark" - 4:18
- 失われた森 - "Lost Forest" - 5:27
- 内密の話 - "Between You and Me" - 5:59
- ウェーキング・ドリーム - "Waking Dream" - 2:25
参加ミュージシャン
[編集]- ジャン=リュック・ポンティ - ヴァイオリン、オートハープ
- ダリル・ステューマー - ギター
- パトリース・ラッシェン - ピアノ、エレクトリックピアノ、シンセサイザー
- トム・ファウラー - ベース
- ノーマン・フェアリントン - ドラムス、パーカッション
脚注・出典
[編集]- ^ a b Jean-Luc Ponty - Aurora (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ a b “Jean-Luc Ponty - Awards”. AllMusic. 2015年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月24日閲覧。
- ^ a b 2015年再発CD (WPCR 16326)ライナーノーツ(片山伸、2015年3月20日)
- ^ Prato, Greg. “Daryl Stuermer - Biography & History”. AllMusic. 2016年4月24日閲覧。
- ^ Galloway, A. Scott. “Jazz Violin Master Jean-Luc Ponty Teams With Rock Vocal Guru Jon Anderson For Visionary World Unifying Epic "Better Late Than Never"”. TheUrbanMusicScene.com. The Jordan Music Group. 2016年4月24日閲覧。
- ^ Yanow, Scott. “Aurora - Jean-Luc Ponty”. AllMusic. 2016年4月24日閲覧。