村山駅 (山形県)
村山駅[* 1] | |
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東口(2024年3月) | |
むらやま Murayama | |
所在地 | 山形県村山市楯岡新町一丁目10-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ムラ←タオ←タヲ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
730人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)8月23日[2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■山形新幹線 |
キロ程 |
113.5 km(福島起点) 東京から386.3 km |
◄さくらんぼ東根 (5.4 km) (13.4 km) 大石田► | |
所属路線 | ■奥羽本線(山形線) |
キロ程 | 113.5 km(福島起点) |
◄東根 (2.9 km) (8.0 km) 袖崎► | |
備考 | |
村山駅(むらやまえき)は、山形県村山市楯岡新町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線(山形線)の駅である。
歴史
[編集]- 1901年(明治34年)
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称を制定。奥羽南線が奥羽本線へ編入、同線の駅となる[5]。
- 1936年(昭和11年)4月18日:先代駅舎使用開始、同年5月3日に竣工式開催[6]。
- 1962年(昭和37年)3月末:跨線橋が完成[7]。
- 1976年(昭和51年)8月1日:貨物取扱を廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱いを廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1999年(平成11年)12月4日:山形新幹線新庄延伸に併せ、村山駅(むらやまえき)に改称[1][8]。同時に現駅舎使用開始[9]。
- 2016年(平成28年)4月1日:業務委託化、当駅駅長・助役を廃止。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービスを開始[10]。
- 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始[注 1][13]。
- 2024年(令和6年)
駅名について
[編集]当駅は旧楯岡町の中心部にあり楯岡と命名された。1954年(昭和29年)の村山市成立後も駅名はそのままであったが、山形新幹線新庄延伸に合わせ、自治体側の要望によって、市名と同じ駅名に改称された[1][8]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換・待避・折返し可能な地上駅である。橋上駅舎を備える。橋上駅舎は山形新幹線開通に伴って新築されたもので、内部には改札が1か所あり、出口は東口と西口がある。
改築前は比較的大きな木造駅舎を備えていたが、東側にしか出口がなかった。駅舎を新築する際東西に出口を新設することとなり、橋上駅舎となった。東口駐車場南側にあった村山警察署駅前交番が、2006年(平成18年)に駅舎東口1階へ移転した。
以前は駅長・助役配置の管理駅であり、袖崎駅を管理していたほか、国内旅行商品を取り扱う「びゅう旅センター」が設置されていた。現在は山形駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)。駅舎内部にはみどりの窓口、自動券売機、山形新幹線用のSuica改札機および山形線用の簡易Suica改札機を設置。各ホームと東口・西口に計4基のエレベーターが設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■山形線 | 上り | さくらんぼ東根・天童・南出羽・羽前千歳・山形方面[17] | 当駅始発は3番線 |
2 | ■山形新幹線 | 上り | 山形・福島・東京方面[17] | |
下り | 新庄方面[17] | |||
■山形線 | 上り | さくらんぼ東根・天童・南出羽・羽前千歳・山形方面[17] | 一部列車 | |
下り | 大石田・新庄方面[17] | |||
3 | ■山形新幹線 | 下り | 新庄方面[17] | 一部列車 |
■山形線 | 下り | 大石田・新庄方面[17] |
- 2番線を主本線とする一線スルー構造であり、1番線(上り1番線)は新庄方からの上り列車発着のみ可能、2番線・3番線(下り1番線)は上下列車の発着・折返しが可能。以前は山形駅からの最終電車が日付を跨いで当駅まで(旅客扱い終了後は回送)乗入れていたが、後に天童まで区間短縮、消滅した。
-
改札口(2024年3月)
-
ホーム(2024年3月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は730人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,373 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,425 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,483 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,432 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,409 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,336 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,292 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,240 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,201 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 1,187 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 1,208 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 1,205 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 1,207 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 1,290 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 1,273 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1,306 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 1,017 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1,034 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 1,008 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 934 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)708 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)733 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)724 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)730 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]当駅は村山市街南西部にある。駅付近には銀行や大規模な商店等一通りのものが揃っている。
バス路線
[編集]西口ロータリーに村山駅バス停が、東口に村山駅前バス停が設置されており、以下の路線バスおよび高速バスが運行されている。
- 山交バス
- 天童バスターミナル行 / 北村山公立病院行 / 北町(村山産業高校前)行 / 谷地行 / 尾花沢待合所行
- 特急48ライナー:仙台行 / 新庄行
- TOKYOサンライズ号:東京行
- 村山市営バス
- 村山市役所行 / 深沢行 / 大鳥居行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 『山形新幹線「つばさ」の新庄開業等について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、1999年7月30日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ 。2020年11月13日閲覧。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、530-531頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『逓信省告示第三百三十四号. 官報. 1901年08月21日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『逓信省告示第409号. 官報. 1901年10月18日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『「鉄道院告示第五十四号」官報. 1909年10月12日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『読売新聞』読売新聞社、1936年4月18日、山形読売。
- ^ 『読売新聞』読売新聞社、1962年4月8日、山形読売。
- ^ a b 『奥羽線「新駅設置」及び「駅名改称」について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、1999年1月29日。オリジナルの2015年4月30日時点におけるアーカイブ 。2018年3月13日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-121-X。
- ^ 『「新幹線eチケットサービス」が始まります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道/北海道旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2020年2月4日。オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『山形新幹線の全車指定席化と山形・秋田新幹線の特急料金の改定について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道秋田支社、2021年11月16日。オリジナルの2021年11月16日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
- ^ 『2022年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年12月17日。オリジナルの2021年12月17日時点におけるアーカイブ 。2021年12月17日閲覧。
- ^ 『タッチでGo!新幹線 サービスエリア拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年11月12日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ 。2020年11月13日閲覧。
- ^ 『山形県のSuica利用がますます便利になります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東北本部、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ 『山形県におけるSuicaご利用駅の拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2022年7月22日。オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブ 。2022年7月22日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(村山駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月17日閲覧。
- ^ “村山駅営業所マップ”. 駅レンタカー. 2023年4月24日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(村山駅):JR東日本