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楊維楨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
楊維テイから転送)

楊 維楨(よう いてい、元貞2年(1296年) - 洪武3年5月25日1370年6月19日))は、中国元代の詩人。字は廉夫。号は鉄崖

生涯

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紹興府諸曁県の出身。生家は商人と思われる。泰定4年(1327年)、進士に及第。出身地でしばらくは税務官吏を勤めたが辞職し、各地を放浪し詩社を指導しながら75年の生涯を終えた。

その詩風は常識や日常の域を乗りこえることを目指し、華麗で自由奔放な表現を特徴とする。過去の詩では六朝の『楽府』、唐代李白李賀を模範とする。吉川幸次郎は、維楨を「南方市民文学の指導者」と称する。

著作

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  • 『安岳集』
  • 『春秋合題著説』
  • 『四書一貫録』
  • 『五経鈐鍵』
  • 『史義拾遺』
  • 『鉄崖古楽府』10巻
  • 『楽府補』6巻
  • 『東維子集』30巻
  • 『楊鉄崖詩集』26巻

参考文献

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