楊光 (前漢)
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楊光(ようこう)は、古代中国の前漢時代の工人、官僚である。生没年は不明。武帝に仕え、将作大匠となった。
はじめ工人であったが、作った物を武帝に褒められ、土木建築の長官である将作大匠に取り立てられた[1]。その時期は、武帝の在位期間である紀元前141年から紀元前87年のいつかである。将作大匠になった人物の史料上の初見だが、他に知られることはない[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 中央研究院・歴史語言研究所「漢籍電子文献資料庫」。
- 班固著、『漢書』
- 小竹武夫訳『漢書』1から8、筑摩書房、ちくま学芸文庫、1998年。
- 南澤良彦「漢代の将作大匠と儒教:中国古代の科学技術と官僚制」、『中国哲学論集』39号、2013年12月。
関連項目
[編集]- 楊光 - 同名の人物の一覧