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検札鋏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
改札鋏と説明されているが、車内改札(検札)に使用されていたので検札鋏

検札鋏(けんさつきょう、けんさつばさみ、英語:Ticket punch)は、鉄道の乗客が有効な乗車券(きっぷ)を車内で持っているかどうか調べて、問題のないことを確認したあと、刻印および穴開けを行うときに使う金属製の道具である。この道具は、乗務員が携行していた[1]

国鉄時代とJR発足後まもない時期は、検札車内改札で、乗務員が乗車券類に検札鋏で刻印して小さな穴を開ける(パンチを入れる)のが通例だった。

現在では、JR民営鉄道とも、ほとんどの路線で、スタンプなど別な方法に移行している[注 1]

刻印の意味

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  • 東海道新幹線では、乗務員がきっぷを確認すると、Nを〇で囲んだ記号が刻印され、記号の下部には小さなパンチ穴が開けられた。
  • 記号は路線によって異なる。
  • 特急などの優等列車に使われた「花型の枠内に文字」の刻印や、「文字を□(しかく)で囲んだ」刻印もある。

脚注

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注釈

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  1. ^ 一例としてJR四国では1993年3月にスタンプ式に移行している[2]

出典

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  1. ^ 備忘補充券&パンチセット_栄進堂 Amazon 2018年1月3日閲覧『車掌さんが検札の時使っていた、なつかしの車内補充券と検札鋏を復刻。』
  2. ^ “18日からスタンプ式 JR四国 車内改札を変更”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年3月10日) 

関連項目

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  • 改札鋏 - 改札等で駅員が使用する鋏。