椎名宏雄
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椎名 宏雄(しいな こうゆう、1934年-)は、東京生まれの日本の仏教学者・書誌学者、曹洞宗の僧侶(龍泉院 (柏市)東堂)。専門は禅宗文献学(宋元版禅籍)。
略歴
[編集]1934年、東京に生まれる。日本大学文学部宗教科を経て駒澤大学仏教学部禅学科に編入。同学部卒業後、総本山永平寺にて修行。1958年に龍泉寺住職に就任。1962年より同大学院人文科学研究科仏教学専攻修士課程に進学。同博士後期課程満期退学後、曹洞宗宗学研究所研究員を経て、曹洞宗総合研究センター委託研究員、駒澤大学大学院非常勤講師、大本山永平寺眼蔵会講師、柏市文化財保護委員会会長を歴任。2019年に住職を引退して東堂となる。
著作リスト
[編集]- 『曹洞宗天徳山龍泉院』(龍泉院、1983年)
- 『宋元版禅籍の研究』(大東出版社、1993年)
- 『洞山 - 臨済と並ぶ唐末の禅匠』(「唐代の禅僧7」臨川書店、2010年)
- 『やさしく読む参同契・宝鏡三昧』(大法輪閣、2018年)
- 『沼南の宗教文化誌』(たけしま出版、2020年)
- 『宋元版禅籍の文献史的研究 1・2』(臨川書店、2023-24年)
校訂
[編集]- 『國譯一切経 和漢撰述部 諸宗部 6』(大東出版社、1990年)
編著
[編集]- 『豊洲大由和尚年譜』(龍泉院、1984年)
- 『五山版中国禅籍叢刊』影印 全12巻(臨川書店、2012年)
共編監修著
[編集]分担執筆
[編集]論文・記事等
[編集]インタビュー
[編集]参考文献
[編集]- 『宋元版禅籍の研究』(大東出版社、1993年)