森田優三
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森田 優三(もりた ゆうぞう、1901年8月29日 - 1994年2月7日)は、日本の経済学者。一橋大学教授・内閣統計局長・日本統計学会会長を歴任。1974年勲一等瑞宝章受章。
略歴
[編集]- 神奈川県生まれ。
学歴
[編集]職歴等
[編集]- 1925年(大正15年) - 横浜高等商業学校(現横浜国立大学)講師
- 1929年(昭和4年) - 横浜高等商業学校教授
- 1937年(昭和12年) - ドイツに留学(2年間)[2]
- 1947年(昭和22年) - 内閣統計局長、総理庁統計局長
- 1949年(昭和24年) - 総理府統計局長
- 1950年(昭和25年) - 一橋大学経済学部教授
- 1961年(昭和36年) - 一橋大学附属図書館長[3]
- 1965年(昭和40年) - 一橋大学を定年退官、青山学院大学経済学部教授
- 立教大学経済学部教授[4]
- 1970年(昭和45年) - 福岡大学経済学部教授、
- 1974年(昭和49年) - 亜細亜大学学長。
学外における役職
[編集]著作
[編集]- 『ボルトケウィッチの少數法則に就いて』出版社不明 1924年
- 『人口增加の法則』 出版社不明 1929年
- 『統計に於ける極限概念』出版社不明 1930年
- 『統計 概論』 産業図書 1932年
- 『物価指数の理論と実際』 東洋出版 1935年
- 『現代金融経済全集 第14巻』 改造社 1935年
- 『統計学全集 第6巻』 東洋出版社 1935年
- 『統計概論』 経済図書 1937年
- 『ナチス人口政策の五カ年』 東京商科大学 1939年
- 『新経済学全集 第1-17巻』(中山伊知郎、東畑精一共編) 日本評論社 1939年
- 『統計學汎論』 日本評論社 1941年
- 『人口増加の分析』日本評論社 1944年
- 『統計のはなし』 三省堂 1949年
- 『統計から見た世界と日本 (教養の書:第16)』 通信教育振興会 1952年
- 『図解日本の経済』 春秋社 1953年
- 『高等学校統計:指導書』 実教出版 1954年
- 『統計学』 青林書院 1955年
- 『経済変動の統計分析法』 岩波書店 1955年
- 『統計実務ハンドブック 第1 (統計計算とグラフ)』 一粒社 1957年
- 『経済学演習講座』 青林書院 1957年
弟子
[編集]指導学生に溝口敏行(一橋大学名誉教授)[5]、宮川公男(一橋大学名誉教授)など[6]。
受章歴・叙勲歴
[編集]- 勲一等瑞宝章(1974年)
脚注
[編集]- ^ 「森田優三文庫洋書目録 」
- ^ 森田優三『出身県別 現代人物事典 西日本版』p1023 サン・データ・システム 1980年
- ^ [1]
- ^ 『立教大学新聞 第254号』 1967年(昭和42年)4月25日
- ^ 「定常確率過程の経済分析への應用」
- ^ 一橋学園と私 : 経済学部から商学部へ移って一橋大学創立150年史準備室