コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

森泉笙子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

森泉 笙子(もりいずみ しょうこ、1933年11月9日[1]- )は、日本の作家・画家。

略歴

[編集]

東京出身。本名・渡辺美佐子。別名・関根庸子。武蔵野高等学校卒業。伊藤道郎舞踊研究所に学び、マネキン、ファッションモデルなどをへて、朱里みさを舞踊団に入り、ハワイをはじめ各地を巡業。1957-58年日劇ミュージックホール出演中、丸尾長顕によって文学的才能をみいだされ、「私は宿命に唾をかけたい」でデビュー。1959年から65年まで新宿のバー「カヌー」のマダム。65年埴谷雄高に師事し、森泉笙子の筆名をもらう。のち主婦となり[2]、2010年より画家として活動する。

著書

[編集]
  • 『私は宿命に唾をかけたい』関根庸子、光文社、1959
  • 『危険な共存』河出書房新社 1970
  • 『天国の一歩手前』三一書房 1984
  • 『新宿の夜はキャラ色 芸術家バー・カヌー』三一書房 1986
  • 『香港の"朝起き会"』竹楽房 1988
  • 『ブーゲンビレアの花冠 ダンシング、イン、ハワイ』三一書房 1990
  • 『食用花』深夜叢書社 2000
  • 『青鈍色の川』深夜叢書社 2009

脚注

[編集]
  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『現代日本人名録』1987

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]