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森時之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

森 時之助(もり ときのすけ、1841年天保12年8月[1]〉- 1899年明治32年〉12月[2])は、明治時代の政治家銀行家衆議院議員(1期)。

経歴

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上総国長柄郡中里村(長生郡白潟村、白潟町を経て、現白子町)の河野惣兵衛の家に生まれ、のち東京で森家の養子となる[3]戊辰戦争に従軍し軍功を挙げ、薩摩藩主・島津茂久(島津忠義)に招かれ一時鹿児島に住む[4]。官職に転じたのち実業界に入り、1883年(明治16年)第六十国立銀行の頭取となるが、失策により多額の損害を被る[4]1887年(明治20年)東京府会議員に当選し、1889年(明治22年)同市会議員となった[4]

1890年(明治23年)7月の第1回衆議院議員総選挙では東京府第10区から出馬し当選するが[1]、任期途中の1891年(明治24年)2月27日に辞任した[5]。墓所は中里法性寺[2]

脚注

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  1. ^ a b 衆議院、参議院 編 1962, 508頁.
  2. ^ a b 白子町史編纂委員会 1965, 537頁.
  3. ^ 白子町史編纂委員会 1965, 536頁.
  4. ^ a b c 木戸 1890, 449頁.
  5. ^ 『官報』第2297号、明治24年2月28日。

参考文献

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