森川茂
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生誕 |
1958年(65 - 66歳) |
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研究分野 |
ウイルス学 人獣共通感染症学 |
研究機関 |
国立感染症研究所 岡山理科大学 |
出身校 |
東京大学農学部 東京大学大学院 |
プロジェクト:人物伝 |
森川 茂(もりかわ しげる、Shigeru Morikawa、1958年 - )は、日本の獣医師、農学者。厚生労働省 国立感染症研究所 名誉所員。学位は農学博士(東京大学・1991年)[1]。元岡山理科大学獣医学部 教授。
専門は人獣共通感染症学など。特に天然痘やエムポックスなどの研究で名高い[2][3]。近年は、SFTSウイルス(血小板減少症)や新型コロナウイルス感染症 (2019年)の研究もおこなう。
略歴
[編集]1981年 東京大学農学部 畜産獣医学科(当時名称)卒業。1983年 同大学農学系大学院(当時名称) 修士課程修了。獣医師国家試験合格。1991年 同大学農学系大学院 博士課程修了、農学博士を取得した。
1991年1月 - 1997年3月 国立予防衛生研究所 外来性ウイルス室 研究官として入所し、その後、主任研究官に昇進した。英国へ留学、オックスフォード大学NERCウイルス研究所において研究をおこなった。 1998年4月 - 2019年3月 国立予防衛生研究所から国立感染症研究所と改称され 同ウイルス第1部 外来性ウイルス室 室長に昇進。同ウイルス第3部 室長、同獣医科学部 部長などを経て、2019年4月 岡山理科大学 獣医学部獣医学科 微生物学講座 教授に着任した。
2005年 - 2011年 世界保健機関(WHO)天然痘研究評価委員会 委員、2007年 - 2019年 岐阜大学大学院 客員教授、2008年 - 2019年 東京大学大学院農学生命科学研究科 連携教授等も兼任。
日本ウイルス学会 監事、日本バイオセーフティ学会 理事[5]、日本獣医学会 評議委員なども務める。
共著書
[編集]- 『人獣共通感染症』養賢堂〈畜産学書〉、2007年10月31日。ISBN 978-4-8425-0428-5。
など。
所属学会
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “変異を繰り返すウイルス”. ライオン株式会社 (2021年5月10日). 2021年5月10日閲覧。
- ^ “サル痘 国内初確認 症状 ワクチン 治療薬は? WHOは緊急事態宣言”. NHK (2022年7月25日). 2022年7月25日閲覧。
- ^ “サル痘”. 花王ハイジーンソルーション (2023年3月28日). 2023年3月28日閲覧。
- ^ “2024年春の獣医系大学人事異動-私立大学教員”. 文永堂出版 (2024年4月17日). 2024年4月17日閲覧。
- ^ “学会概要”. 日本バイオセーフティ学会 (2020年12月10日). 2020年12月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 森川茂 - researchmap
- 森川茂 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 国立感染症研究所 ウイルス第1部 OG・OB紹介 - 公式
- 岡山理科大学獣医学部 - 公式