森實俊充
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森實 俊充(もりざね としみつ)は、愛媛県出身の日本の電気工学者。大阪工業大学工学部電気電子システム工学科教授、工学部長・工学研究科長。前国際交流センター長。工学博士(東京大学)。日本学術振興会元特別研究員(DC)。パワーエレクトロニクス学会会長[1]。IEEE IES Japan Joint Chapter 2018/2019 Chair[2]。 近畿電力利用合理化委員会審査部会会長。
専門は、パワーエレクトロニクス(直流送電HVDC含む)、メカトロニクス、リニアモーター・磁気浮上(電気鉄道含む)、電気自動車(EV)用電動機制御・充電システム(自動車工学含む)など[3][4]。
経歴
[編集]1986年愛媛県立新居浜西高等学校卒業。1986年東京大学理科一類入学。1990年東京大学工学部電子工学科卒業。1992年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻修士課程修了。1995年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了、工学博士(東京大学)[5]。その間、日本学術振興会特別研究員(DC)。1995年大阪工業大学工学部電気工学科講師。1999年スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)客員研究員。2000年大阪工業大学工学部電気電子システム工学科准教授を経て、2012年より同学科教授。2017年同大学国際交流センター長。2019年同大学工学部長・工学研究科長。
主な所属学会は、電気学会、IEEE、パワーエレクトロニクス学会。
主な研究
[編集]- 新開発SiC-MOSFETによる超小形・低コスト・シングルエンデッド・ワイヤレスEV充電[6] - NEパワー・エレクトロニクス・アワード2021審査員特別賞に貢献[7]
- V2Hを想定した家庭用シングルエンデッドコンバータ式非接触電気自動車(EV)充電システムの特性評価と双方向化検討[8]
- 新型ワイドバンドギャップ (WBG)パワー半導体によるワイヤレス給電 (WPT)装置の革新的高性能化[9]
- 加減速動作でリニア誘導モータを駆動するマトリックスコンバータ特性の検証[10]
- 次世代洋上直流送電システム:洋上風力発電対応の多端子直流送電(HVDC)システムの開発[11] - NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)助成事業プロジェクト
- 家庭内電力利用の分析に基づくスマートハウス仕様の考察[12]
- GaN双方向電力変換器の研究開発 - NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)助成事業プロジェクト(パナソニック・産業技術総合研究所との産学連携)[13]
脚注
[編集]- ^ https://jipe.org/yakuin
- ^ https://enotice.vtools.ieee.org/public/28437
- ^ 森實俊充 大阪工業大学 工学部 電気電子システム工学科 メカトロニクス研究室ホームページ
- ^ 森實俊充, 木村紀之, 大森英樹、「研究グループ紹介:大阪工業大学 工学部 電気電子システム工学科 電機システム研究系」『電気学会論文誌D(産業応用部門誌)』 2014年 134巻 10号 p.NL10_3, doi:10.1541/ieejias.134.NL10_3, 電気学会
- ^ http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=111127
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jipe/46/0/46_68/_article/-char/ja
- ^ https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/ne/18/00007/00148/?P=4
- ^ https://workshop.iee.or.jp/sbtk/cgi-bin/sbtk-showprogram.cgi?workshopid=SBW00001D32
- ^ https://jipe.org/wp/webkaisai_pdf/ga_A5_hirookaShogo.pdf
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jipe/45/0/45_206/_article/-char/ja/
- ^ 洋上風力発電対応の多端子直流送電システムを開発へ NEDO
- ^ https://www.bookpark.ne.jp/cm/ieej/detail/IEEJ-DT12R04014001-PDF/
- ^ https://www.nedo.go.jp/content/100749591.pdf