森の国ホテル
森の国ホテル | |
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ホテル概要 | |
運営 | まちづくり松野 |
所有者 | 松野町 |
部屋数 | 15室 |
駐車場 | 100台 |
開業 | 1991年 |
最寄駅 | 松丸駅 |
所在地 |
〒798-2106 愛媛県北宇和郡松野町目黒滑床渓谷 |
公式サイト | 公式サイト |
森の国ホテル(もりのくにホテル)は、愛媛県北宇和郡松野町にあるホテル。足摺宇和海国立公園の滑床渓谷に立地している。
概要
[編集]1991年に開業。上高地の帝国ホテル風の外観や直径50cmを超すスギ丸太の柱と暖炉のあるラウンジ、本格的なフランス料理を手頃な価格で提供するサービスなどの本物志向が新鮮なものとして受け入れられ、マスコミ等にも頻繁に取り上げられ人気を得た[1]。従来、市町村が運営する宿泊施設は国民宿舎等の和風の施設が中心であったが、「森の国ホテル」以後は、ホテル形式の施設建設が相次いだ[1]。
以前は、第三セクターの財団法人松野町観光公社(2012年7月31日清算・解散[2])が管理・運営を行っていたが指定管理者制度を導入。2012年3月まではJR四国グループのジェイアール四国アーキテクツが指定管理者として運営を行っていた。同社の解散に伴い、同年4月からは道の駅虹の森公園まつのと共に共立メンテナンスが指定管理者となっていたが、2017年3月までの契約期間を残し2016年3月末に撤退[3]。町は暫定的に両施設の運営を第3セクター、町農林公社に委託[4]。そして2017年2月からは、昨年11月の町長選で初当選した坂本浩町長を社長とする町出資の会社「まちづくり松野」を指定管理者にし、運営を委託している[4]。
平成30年7月豪雨災害により、ホテルへのアクセス道である愛媛県道270号滑床松野線が通行止めとなり、ホテルは夏季シーズンの営業休止を余儀なくされた。2018年9月5日に町長が会見を行い、紅葉シーズンを迎える10月5日から営業を再開し、年内をもって無期限休業すると発表している[5]。その後、町は別館の「森の国ロッジ」と共に民間への譲渡を決め2019年3月に公募を実施。町は譲渡先として、広島県のホテル運営会社「サン・クレア」を選定した[6]。リニューアルを行い、2019年12月の開業予定となっている。
その他
[編集]アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “定着した「森の国」のイメージ -松野町『森の国』を支えるマネジャー達-”. いよぎん地域経済研究所. 2016年7月18日閲覧。
- ^ H24.10.1 (PDF) - 松野町
- ^ “おさかな館や森の国ホテル 指定管理者3月末撤退”. 愛媛新聞. (2016年3月11日) 2016年7月18日閲覧。
- ^ a b “森の国ホテル:大量退職 松野町「給与見直し理解得られず」”. 毎日新聞. (2017年3月29日) 2017年4月13日閲覧。
- ^ “西日本豪雨「森の国ホテル」無期限休業へ 災害が決定打”. 毎日新聞 (2018年9月17日). 2018年9月17日閲覧。
- ^ “森の国ホテル・ロッジ:譲渡先決まる 広島の会社へ”. 毎日新聞. (2019年4月6日) 2019年6月3日閲覧。
- ^ “岡田春喜”. 観光カリスマ一覧. 観光庁. 2016年7月18日閲覧。