棋士
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棋士(きし)は、囲碁や将棋などで対局することを主な職業とする人。アマチュアと区別するために、「プロ棋士」「専門棋士[1]」という呼称が使われることもある。
- 棋士 (囲碁) - アジア各国ともプロ初段以上。女流棋士を含む(「女流棋士」は性別が女性の棋士のこと)。
- 棋士 (将棋) - 四段以上。棋士養成機関である新進棋士奨励会の段級位(三段から6級)と連続している。
- 女流棋士 (将棋) - 女流2級以上。
- ※ 将棋には、「棋士」(性別不問)と「女流棋士」(女性限定)の2つのプロ制度が併存している。
- 麻雀の棋士 - 競技麻雀の選手を指すことが多い。「日本プロ麻雀棋士会」という団体がある。「雀士」と呼ばれることもあるが、明確な定義はないので統一されていない。
- 連珠の棋士 - 連珠も棋士の名称を用いている。統括団体として日本連珠社 [1]がある。明確な定義はないが、連珠の公式戦で実績を挙げている高段位の選手を棋士と称す場合が多い。
- 棋士 (チャンギ) - チャンギ(朝鮮象棋)の棋士。
一部の古い文献などではチェスの選手を「棋士」と表記していることもあるが、国際チェス連盟では専業のプロとアマチュアを分けていないので表現としては正確ではない。競技会などもイロレーティング別にクラスが設定されており、参加する人間は単に「Player(選手)」と呼ばれる。