梅雪堂貞道
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梅雪堂 貞道(ばいせつどう さだみち、生没年不詳)とは、江戸時代の京都の浮世絵師。
来歴
[編集]師系不明。京都の人で作画期は寛保の頃、合羽摺のほか漆絵、また墨摺手彩色による役者絵、風景画の作を残す。上方における役者一枚絵の先駆者といわれている。
作品
[編集]- 『絵本四季もやう』 ※刊行年不明
- 「おひで・辰岡久菊」 細判墨摺手彩色 ※寛保2年(1742年)11月、京都北側東角芝居『倭文娥雛形』より
- 「いしべきんきち・荻野伊三郎 ごろんたの三ぶ・藤川平九郎」 細判墨摺手彩色 ※寛保3年正月、京都南側芝居『けいせい鶏明鐘』より
- 「ごばんにんぎやう 山崎与次郎所作・嵐松之丞」 細判墨摺手彩色 ※寛保3年11月、北側東角芝居『若緑初面箱』より
- 「京大仏八景」 横中判 墨摺筆彩色
参考文献
[編集]- 黒田源次 『上方絵一覧』 佐藤章太郎商店、1929年
- 藤懸静也 『贈訂浮世絵』 雄山閣、1973年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。197頁、134コマ目。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年