桜井誠 (挿絵画家)
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桜井誠(さくらい まこと、1912年5月10日[1] - 1983年5月11日[1])は、主に絵本や児童書などの挿絵の執筆で活動した日本の挿絵画家、洋画家。静岡県静岡市出身[1]。日本美術家連盟、児童出版美術家連盟、会員[2]。日本美術会会員[1]。
1942年より雑誌の挿絵の執筆を始め、その後リンドグレーンの『長くつ下のピッピ』を初めとした児童書や絵本、教科書などの書籍の挿絵を数多く執筆。児童書などの装丁も行った[1]。
主な作品
[編集]挿絵を担当した作品
[編集]- 『まほうのむち』、小川未明作、堀尾青史脚色、童心社、1960年(紙芝居)[3]
- 『石の花』、バジョーフ作、稲庭桂子脚色、童心社、1960年(紙芝居)[4]
- 『長くつ下のピッピ』、リンドグレーン作、大塚勇三訳、岩波書店、1964年[5]
- 『デブの国・ノッポの国』、モーロワ作、那須辰三文、偕成社、1965年[6]
- 『さらわれたおにんぎょう』、浜田広介作、偕成社、1965年[7]
- 『赤いろうそくと人魚』、小川未明作、川崎大治脚本、童心社、1967年(紙芝居)[8]
- 『シューベルトものがたり』、秋山竜英作、世界出版社、1968年[9]
脚注
[編集]- ^ a b c d e 日外アソシエーツ現代人物情報より
- ^ a b 20世紀日本人名事典より
- ^ 桜井/誠; 小川/未明; 堀尾/青史 (1960). まほうのむち. 東京: 童心社
- ^ 桜井/誠; バジョーフ; 稲庭/桂子 (1960). 石の花. 東京: 童心社
- ^ リンドグレーン; 勇三, 大塚; 誠, 桜井; リンドグレーン; 勇三, 大塚; 誠, 桜井 (1964). 長くつ下のピッピ : 世界一つよい女の子. 東京: 岩波書店
- ^ André, Maurois; 辰造, 那須; 誠, 桜井 (1965). デブの国・ノッポの国. 東京: 偕成社
- ^ 広介/文, 浜田; 誠/絵, 桜井 (1965-12). さらわれたおにんぎょう. 偕成社
- ^ 未明, 小川; 大治, 川崎; 誠, 桜井 (1967). 赤いろうそくと人魚. 童心社
- ^ 秋山/竜英; 桜井/誠; 羽仁/説子; 井上/武士; 巽/聖歌 (1968). シューベルトものがたり. 東京: 世界出版社
外部リンク
[編集]- 童話の森ギャラリー(桜井の原画などを多数所蔵する美術館)
- 20世紀日本人名事典