桔梗屋 (秋田県)
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略称 | 桔梗屋 |
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本社所在地 |
日本 秋田県能代市畠町6-8 |
設立 | 1592年(文禄元年) |
事業内容 | 和菓子の製造・販売 |
代表者 | 武田吉太郎(19代) |
関係する人物 | 武田信昌 |
外部リンク | http://www.chuokai-akita.or.jp/okasi/okinaame/index.htm |
桔梗屋(ききょうや)は、秋田県能代市畠町にある文禄元年(1592年)創業の老舗和菓子造業者。伝統的な銘菓、「翁飴」を製造している。
概要
[編集]甲斐武田氏宗家武田信昌の分流常陸青柳武田弘吉の孫信興が、加賀宮の腰(現石川県金沢市金石町)で饅頭の製造を始め、その後野代(現在の能代市)に移住し創業した。四世紀を越す歴史を持つ能代では最も古い菓子屋であり、かつては久保田藩の御用菓子商も承り、名字帯刀を許されていた。[1]。
1812年(文化9年)研究の末に和菓子「翁飴」を開発し、以降代々一子相伝の伝統的な製法で製造を続けている。
沿革
[編集]- 天正年間 加賀宮の腰(現石川県金沢市)で饅頭の製造を始める
- 1592年(文禄元年)野代(現能代市)に移住し、屋号を「宮腰屋」と称し創業
- 1812年(文化9年)屋号を「桔梗屋」と改称、「翁飴」を開発する
- 1951年(昭和26年)戦争の影響で停止していた翁飴の製造を再開
翁飴
[編集]14代目吉太郎が自家製の麦芽糖化水飴を固形化することを思い付き、研究の末に作り出した和菓子。 淡い琥珀色をした透明感のある羽二重餅のような見た目であり、とろみのあるゼリー状になっている。
滋養があるということで長寿を願う意味から「翁飴」と命名された。
原料はもち米と大麦のみを使用し、秘伝とされる伝統的な製法で代々手作りされている。
受賞歴
[編集]- 全国菓子大博覧会
- 副総裁賞 - 第16回
- 有功大賞 - 第17回
- 有功大賞 - 第18回
- 有功大賞 - 第19回
- 無鑑査賞 - 第20回
- 無鑑査賞 - 第21回
- 菓子博栄誉賞 - 第22回
- 最高賞・名誉総裁賞 - 第23回
出典
[編集]- ^ “桔梗屋 お店について”. 2019年3月14日閲覧。