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桑原拓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桑原拓
基本情報
本名 桑原拓
通称 スピードスター
階級 フライ級
身長 164cm
リーチ 164cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1995-04-04) 1995年4月4日(29歳)
出身地 大阪府大阪市平野区
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 15
勝ち 13
KO勝ち 8
敗け 2
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桑原 拓(くわはら たく、1995年4月4日 - )は、日本プロボクサー大阪府大阪市平野区出身[1]大橋ボクシングジム所属。第47代OPBF東洋太平洋フライ級王者。

人物

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  • 世界王者井岡一翔と高校・大学が同じ道を進んだことから『井岡2世』と呼ばれている[2]

来歴

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5歳から空手を始める。桑原本人はK-1のチャンピオンを目指していたためやりたくなかったが、小学5年生の時に空手の同門の同級生がボクシングを始めたことで、父親に無言のままスポーツ用品店に連れて行かれボクシング用具を購入すると、その足で近所の大鵬ジムへ入会し、半ば強制的にボクシングを始めさせられた[3]興國高校卒業後、東京農業大学に入学。なお東京農業大学時代、ボクシング部主将を務めていた[4]

2018年5月25日、プロデビュー戦でモハマッド・ソリミンと対戦し、1回KO勝ち[5]

2021年7月21日、後楽園ホールにて開催された「フェニックスバトル79」で日本フライ級王者ユーリ阿久井政悟と対戦し、10回2分49秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[6]

2022年10月25日、後楽園ホールにて開催された「フェニックスバトル93」でOPBFフライ級王者ジーメル・マグラモと対戦し、12回3-0(116-112、117-111×2)判定勝ちを収め王座を獲得した[7]

2023年3月14日、後楽園ホールにて開催された「フェニックスバトル98」でノンタイトル戦としてメキシコフライ級王者ホセ・リバスと対戦し、1回51秒TKO勝ちを収めた。なお、当初はOPBFフライ級タイトルマッチが行われる予定だったが、指名挑戦者として対戦する予定だったフィリピン人選手がパスポートの問題で来日不可となったためノンタイトル戦に変更された。

2023年7月11日、後楽園ホールにて開催された「フェニックスバトル102」でOPBFフライ級タイトルマッチとしてOPBFフライ級9位で元WBOアジアパシフィックフライ級暫定王者ウラン・トロハツと対戦し、4回2分10秒KO勝ちを収め初防衛に成功した。

2024年5月6日、東京ドームにて井上尚弥 対 ルイス・ネリ戦の前座のWBA世界フライ級タイトルマッチで王者のユーリ阿久井政悟と再戦するも、12回0-3(111-117×2、110-118)の判定負けを喫し王座獲得に失敗、なおかつ同じ相手に対して2度目の敗北を喫することになった。

戦績

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  • アマチュアボクシング - 68戦50勝18敗
  • プロボクシング - 15戦13勝(8KO)2敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2018年5月25日 1R 2:59 TKO モハマッド・ソリミン インドネシアの旗 インドネシア プロデビュー戦
2 2018年9月11日 1R 0:46 KO アルディ・テファ インドネシアの旗 インドネシア
3 2018年12月3日 8R 判定3-0 木山鷹守(渥美 日本の旗 日本
4 2019年4月8日 3R 1:14 TKO アプリリャント・ルマーパサル インドネシアの旗 インドネシア
5 2019年7月1日 4R 0:28 TKO 濱上京武(島袋) 日本の旗 日本
6 2019年9月17日 8R 判定3-0 ジョナサン・レフジオ フィリピンの旗 フィリピン
7 2019年12月3日 8R 判定3-0 リカルド・スエノ フィリピンの旗 フィリピン
8 2021年3月11日 8R 判定3-0 湊義生(JM加古川) 日本の旗 日本
9 2021年7月21日 10R 2:49 KO ユーリ阿久井政悟倉敷守安 日本の旗 日本 日本フライ級タイトルマッチ
10 2022年3月8日 1R 0:32 TKO 久野喬(スターロード) 日本の旗 日本
11 2022年7月12日 2R 2:01 TKO パリニャ・カイカンハ タイ王国の旗 タイ
12 2022年10月25日 12R 判定3-0 ジーメル・マグラモ フィリピンの旗 フィリピン OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
13 2023年3月14日 1R 0:51 TKO ホセ・リバス メキシコの旗 メキシコ
14 2023年7月11日 4R 2:10 KO ウラン・トロハツ 中華人民共和国の旗 中国 OPBF王座防衛1
15 2024年5月6日 12R 判定0-3 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) 日本の旗 日本 WBA世界フライ級タイトルマッチ
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獲得タイトル

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アマチュア

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プロ

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  • 第47代OPBF東洋太平洋フライ級王者(防衛1)

脚注

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  1. ^ ボクシングチケットドットコム 桑原 拓 ボクシングチケットドットコム
  2. ^ 「井岡2世」桑原拓「そろそろ」日本王座へ意欲 王者ユーリ阿久井は警戒 日刊スポーツ 2021年7月20日
  3. ^ インタビュー 桑原拓(大橋) ボクシングモバイル 2018年8月31日
  4. ^ 【ボクシング】ホープ桑原、確かな技術でデビュー3連勝 ボクシング・マガジン編集部 2018年12月3日
  5. ^ 2018年5月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ ユーリ阿久井政悟が劇的最終回TKO勝ち 無敗の桑原拓を退け日本フライ級V2 Boxing News(ボクシングニュース)2021年7月21日
  7. ^ 桑原拓がWBC4位マグラモに3-0判定勝ち 東洋太平洋フライ級タイトル獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2022年10月25日

関連項目

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外部リンク

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前王者
ジーメル・マグラモ
第47代OPBF東洋太平洋フライ級王者

2022年10月25日 - 現在

次王者
N/A