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桂鯛蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桂 鯛蔵(かつら たいぞう)は、上方落語名跡。本来の旧字体の表記は「鯛藏」。「鯛蔵」の鯛は、初代桂文團治のあだ名「塩鯛」から。

2010年8月に桂都丸門下の桂さん都が2代目「鯛蔵」として襲名。ちなみに師匠都丸は4代目桂塩鯛を襲名した。さん都は2代目として襲名したが、初代文團治門下の他に、明治元年の稲荷桂派の看板にも同一人物か不明の「鯛蔵」の名があるため、過去に何代続いたか不明。米朝事務所のHPにも当代の代数は記載されていない。

  • 先代桂鯛蔵 - 本項にて記述。
  • 当代桂鯛蔵 - 2代目にあたる。

先代 かつら 鯛蔵たいぞう
先代 桂(かつら) 鯛蔵(たいぞう)
結三柏は、桂米朝一門定紋である。
本名 生駒 富太郎
生年月日 1884年3月9日
没年月日 1958年
出身地 日本の旗 日本
師匠 3代目桂塩鯛
家族 2代目鏡味小仙(実子)
所属 落語革新派

桂 鯛蔵1884年3月9日 - 1958年ころ)は、本名: 生駒 富太郎

3代目桂塩鯛の門人。入門時期不明。1925年にはすでに東京に活動拠点を移し、3代目三遊亭圓楽4代目柳家小山三らと共に落語革新派を結成するが1年ほどで解散。中国満州に巡業し、帰国後は昭和に入り岡山祈祷師に転業。実子が太神楽の12代目丸一家元の2代目鏡味小仙

関連項目

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出典

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  • 『落語系圖』(月亭春松編)
  • 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
  • 『ご存じ古今東西話噺家紳士録』(CD-ROM、APP、2005年)