桂鯛蔵
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桂 鯛蔵(かつら たいぞう)は、上方落語の名跡。本来の旧字体の表記は「鯛藏」。「鯛蔵」の鯛は、初代桂文團治のあだ名「塩鯛」から。
2010年8月に桂都丸門下の桂さん都が2代目「鯛蔵」として襲名。ちなみに師匠都丸は4代目桂塩鯛を襲名した。さん都は2代目として襲名したが、初代文團治門下の他に、明治元年の稲荷桂派の看板にも同一人物か不明の「鯛蔵」の名があるため、過去に何代続いたか不明。米朝事務所のHPにも当代の代数は記載されていない。
- 先代桂鯛蔵 - 本項にて記述。
- 当代桂鯛蔵 - 2代目にあたる。
先代 | |
結三柏は、桂米朝一門の定紋である。 | |
本名 | 生駒 富太郎 |
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生年月日 | 1884年3月9日 |
没年月日 | 1958年 |
出身地 | 日本 |
師匠 | 3代目桂塩鯛 |
家族 | 2代目鏡味小仙(実子) |
所属 | 落語革新派 |
桂 鯛蔵(1884年3月9日 - 1958年ころ)は、本名: 生駒 富太郎。
3代目桂塩鯛の門人。入門時期不明。1925年にはすでに東京に活動拠点を移し、3代目三遊亭圓楽、4代目柳家小山三らと共に落語革新派を結成するが1年ほどで解散。中国の満州に巡業し、帰国後は昭和に入り岡山で祈祷師に転業。実子が太神楽の12代目丸一家元の2代目鏡味小仙。
関連項目
[編集]出典
[編集]- 『落語系圖』(月亭春松編)
- 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
- 『ご存じ古今東西話噺家紳士録』(CD-ROM、APP、2005年)