桂紋四郎
花菱は、桂春団治一門の定紋である。 | |
本名 | |
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生年月日 | 1988年2月9日(36歳) |
出生地 | 日本・大阪府吹田市 |
師匠 | 三代目桂春蝶 |
出囃子 | 馬かけ |
活動期間 | 2010年 - |
活動内容 | 上方落語 |
公式サイト | 桂紋四郎 |
備考 | |
上方落語協会会員 | |
桂 紋四郎(かつら もんしろう、1988年2月9日 - )は大阪府吹田市出身の上方噺家。上方落語協会会員。本名:迫 優太[1]。
来歴
[編集]大阪府立高津高等学校[1][注 1]、大阪大学工学部を卒業。大学在学中は軽音楽部「ROCK」に所属していた。
大阪大学大学院工学研究科を中退して2010年(平成22年)9月1日、桂春蝶に入門。高座名はモンシロチョウから。
2018年5月に入籍し、同年9月1日の彦八まつり(師匠・春蝶が実行委員長)にてオープニングイベントの一環として披露宴が行われた[2]。
2019年、旭堂南龍・松井宗豊・真山隼人・京山幸太・竹本碩太夫・鶴澤燕二郎・林本大・今村哲朗らと講談・落語・浪曲・茶道・能楽・文楽の上方伝統文化芸能若手中堅ユニット「霜乃会」結成に参加[3]。南龍からは、後述「テレワーク落語会」のアイデアと、決めポーズ(那須与一が弓を引くポーズ)を授かっている。
2020年2月、新型コロナウイルスの感染拡大で、落語会の自粛・中止が相次ぐ中、いち早くYouTubeを利用したオンライン落語配信「テレワーク落語会」を開催。話題となる[4][5]。3月8日にはテレワーク落語会の天満天神繁昌亭からの配信および、上方落語協会会長・笑福亭仁智のサプライズ出演を実現[6][7][8][9]。3月17日から配信が始まった上方落語協会の「期間限定!繁昌亭チャンネルライブ配信」配信へ影響を与えた[10][11][12][13]。
2020年3月26日より、同期の桂華紋とともに毎朝7時からのYouTubeライブ「おはよう落語」を配信。落語ファンとの交流に努め、開始からちょうど3年後の2023年3月26日をもって終了した。
2021年1月31日より、音声SNS「Clubhouse」を使用した「Club house寄席」を、桂雀太、笑福亭笑利、桂九ノ一、FM802DJの樋口大喜とともに開始[14][15]。
2022年3月25日、公募された大分県玖珠郡九重町の九重"夢"大吊橋イメージHR/HMソング(通称「橋メタル」)に、紋四郎がボーカルを務めるバンド「MONSHIROH」[注 2]による「PROMENADE IN THE SKY(天空の散歩道)」が決定[16][17]。
受賞歴
[編集]出演
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 桂紋四郎
- 桂紋四郎 - 上方落語家名鑑
- 桂紋四郎(katsura monshiro) (@monshirok) - X(旧Twitter)
- 桂紋四郎 (@monshirok) - Instagram
- 桂紋四郎 - YouTubeチャンネル
- 桂紋四郎(かつら もんしろう)上方落語家 - 霜乃会(そうのかい)
- おはよう落語(YouTube) (@monmon_oharaku) - X(旧Twitter)
- 桂紋四郎オフィシャルブログ
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “頑張ってる卒業生_第1回 – 桂 紋四郎(迫 優太)さん-【高校58期】”. 高津高校同窓会事務局 (2015年10月7日). 2020年7月3日閲覧。
- ^ “平成最後の彦八まつり”. 梅の浪花守り隊Z(ゼータ) (2018年9月1日). 2020年10月13日閲覧。
- ^ “霜乃会(そうのかい)とは”. 霜乃会(そうのかい) (2020年3月9日). 2020年7月9日閲覧。
- ^ “落語家・桂紋四郎が自宅から生配信の「テレワーク落語会」開催で話題沸騰”. SANSPO.COM(サンスポ). (2020年2月26日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “新型コロナで落語家もピンチ「家賃払えない人も…」。若手はYouTubeライブで奮闘”. Business Insider Japan. (2020年2月28日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “仕事減った若手上方落語家が「テレワーク落語会」生配信で手応え”. デイリースポーツ. (2020年3月8日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “笑福亭仁智「新鮮さ感じた」落語インターネット配信”. 日刊スポーツ. (2020年3月8日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “笑福亭仁智「テレワーク落語会」サプライズ登場 若手への後方支援約束も”. スポニチアネックス. (2020年3月8日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “落語家たちも「テレワーク」 公演中止相次ぎ”. 産経新聞. (2020年3月9日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “繁昌亭からユーチューブでライブ配信 落語や公開稽古 29日まで毎日午後2時から”. 毎日新聞. (2020年3月16日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “笑福亭仁智「ピンチがチャンス」繁昌亭から動画落語”. 日刊スポーツ. (2020年3月16日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “上方落語協会が生配信 若手のテレワーク落語「パクった?」に仁智は…”. デイリースポーツ. (2020年3月16日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “上方落語協会、主催公演中止で生配信スタート「ひとつええのは、スベらへん」”. スポニチアネックス. (2020年3月16日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “【#クラブハウス #clubhouse 新たな活用】”. news zeroTwitter. (2021年2月3日) 2021年2月8日閲覧。
- ^ “【日本の伝統芸能✕Clubhouse で聞きほれる】『Club house寄席』のあれこれを落語家 桂雀太に訊く”. KANSAIPRESS. (2021年2月5日) 2021年2月8日閲覧。
- ^ “九重“夢”大吊橋新イメージHR/HMソングの決定について”. 九重“夢”大吊橋管理センター (2022年3月25日). 2022年4月14日閲覧。
- ^ “九重“夢”大吊橋の新PRソングが話題 その理由は!?【大分】”. OBSオンライン. (2022年4月13日) 2022年4月14日閲覧。
- ^ “第15回繁昌亭大賞の発表がありました”. 上方落語協会 (2020年12月21日). 2020年12月21日閲覧。
- ^ “第15回繁昌亭大賞に桂よね吉が選ばれる”. 天満天神繁昌亭 (2020年12月21日). 2020年12月22日閲覧。
- ^ “落語の繁昌亭大賞に桂よね吉さん コロナ禍で配信の若手に特別賞”. 中日新聞. (2020年12月21日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ “第15回繁昌亭大賞受賞の桂よね吉「生き残っていきたい」と抱負”. スポーツ報知. (2020年12月21日) 2020年12月21日閲覧。
- ^ “繁昌亭大賞によね吉さん 配信落語で紋四郎さんに特別賞”. 朝日新聞. (2020年12月22日) 2020年12月22日閲覧。