ねづっち
ねづっち | |
---|---|
本名 | 根津 俊弘(ねづ としひろ) |
生年月日 | 1975年2月18日(49歳) |
出身地 | 東京都日野市 |
血液型 | O型 |
身長 | 182 cm |
言語 | 日本語 |
方言 |
標準語 多摩弁 首都圏方言 |
最終学歴 | 東洋大学法学部卒業 |
師匠 | Wエース |
コンビ名 |
ケルンファロット → ケルン(1995年 - 2003年) Wコロン(2004年 - 2015年) |
相方 |
諸藤潤(ケルンファロット/ケルン) 木曽さんちゅう(Wコロン) |
事務所 | プロデューサーハウスあ・うん |
活動時期 | 1997年 - |
配偶者 | 既婚 |
公式サイト | https://ph-aun.net/talent_info/nezucchi/ |
受賞歴 | |
第74回芸術選奨新人賞 大衆芸能部門 |
YouTube | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チャンネル | ||||||||
活動期間 | 2014年 - | |||||||
ジャンル | エンターテイメント | |||||||
登録者数 | 約29.4万人 | |||||||
総再生回数 | 2億4284万4976回 | |||||||
| ||||||||
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年9月1日時点。 |
ねづっち(1975年2月18日 - )は、日本のお笑いタレント、漫談家。漫才協会・落語芸術協会所属。所属事務所はプロデューサーハウスあ・うん。東京都日野市出身。血液型O型。既婚。出囃子は「ずいずいずっころばし」。本名は根津 俊弘(ねづ としひろ)。
略歴
[編集]1995年2月に小学校から高校までの幼馴染・諸藤潤とお笑いコンビ「ケルンファロット」を結成し、サンミュージックプロダクションに所属。途中「ケルン」に名称を変えながら活動するも、2003年にコンビを解散。
2004年に木曽さんちゅうと「Wコロン」を結成。ボケを担当。
なぞかけを得意とし、ネタ中もよく利用。お題を出されてから「整いました!」という掛け声でなぞかけを披露するまでの時間が早いため「即興なぞかけ」と呼ばれており、本人によると、お題から連想されるオチの部分から考え、オチを導き出す答えを考える、というやり方をしている。2010年12月25日放送の「所さんの目がテン!」の実験では、一般的なコンディションでは3秒弱で整っている[1]。「整いました!」は、2010年のユーキャン新語・流行語大賞でトップ10入りしている。[2]
2010年6月19日放送の「メレンゲの気持ち」にて、7年間交際していた6歳年上の一般女性へ公開プロポーズを行い、成功した[3]。
2015年4月にWコロンを解散し、以降はピン芸人として活動[4]。
漫才協会では理事を務めている。
2014年にYouTubeチャンネルを開設して以降ほぼ毎日動画を投稿していたが、再生回数は伸び悩み、2022年8月初めの時点でチャンネル登録者は3万人程だった。しかし、月1回の単独ライブを短く編集したショート動画の投稿を始めると、これが月間5000万回以上再生されるなど人気を博し、同月中にチャンネル登録者10万人を達成した[6]。
2024年に第74回芸術選奨新人賞大衆芸能部門を受賞した。
人物
[編集]小学校の頃から「ねづっち」と呼ばれていた。
中学校時代からお笑いの道を目指すようになった。
日本大学明誠高等学校時代は柔道部に所属し、柔道三段の段位を有する。
古文が好きになり、一時は国語教師を志望したが大学受験に失敗したこともあり断念した[7]。
一浪した後、東洋大学法学部に進学。なお、落研に所属していた経験はない[8]。
大学時代に、お笑いのライブに誘われたことがきっかけで、再びお笑い芸人を志すようになった。
特技であるなぞかけ芸は、ケルンファロット時代からの持ちネタであり、7年間コンビを組んだ諸藤潤は「その芸風がずっと嫌いだった」と6年目になって告白された。
売れるためには芸能界の太いパイプが必要だと考え[9]、先輩芸人がパーソナリティーを務めているラジオ番組へ芸名と同じペンネームでネタ投稿を始める。
主に爆笑問題のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』でなぞかけを活かせる「皆でうまい事言おう」のコーナーに投稿していた。年末に行われるネタ職人No.1を決める大会「メールNo.1グランプリ」では、2006年・2007年と出場者に選ばれ2007年大会では優勝している[10]。
これらの経緯から、同じ巨人ファン、草野球仲間ということもあり、爆笑問題の田中裕二と交流が現在でも続いている[10]。
2010年1月までオリジン弁当でアルバイトをしていた。昔、ハンバーガーショップでは当時副店長だったダンディ坂野と一緒に勤務していた[11]ほか、江戸川区の町工場、千城製作所でステンレスの研磨・バリ取り、溶接・切断を担当していた[12]。
『東京日野リトル・シニアリーグ』の2学年下に元プロ野球選手の福本誠がいた。
漫才協会の仲間であるナイツと非常に仲が良い。
甲殻類アレルギーであり、営業の景品で伊勢海老をプレゼントされた際は絶句した。
巨人ファンであり、しばしば東京ドームや神宮球場で観戦をするほど。相撲も好き。
大の恐妻家として有名で、ねづっち自身は妻に全く逆らえないらしい。ただ、妻の話をしばしばネタにしており、その人気もかなり高い。
受賞歴
[編集]主な出演
[編集]※コンビの出演はWコロン#出演作品を参照。
テレビバラエティ
[編集]- トピためっ!(JCN足立、2008年5月12日 - 2014年3月 )
- 「あだちプチグルメの旅」のコーナー担当
- 金曜日司会(2011年4月1日 - )
- ねづっちぃ散歩Z(J:COM足立、2012年 - 2017年3月)
- ねづっちぃ散歩X(J:COMチャンネル 2017年4月 - )[14][15]
- ねづっちの安全安心ととのいました(J-COM日野、2012年10月 - 2016年3月)
- サトミツ・ねづっちのエンタメショー(寄席チャンネル)
- ひののソコんとこ調べといて(J:COM日野、2016年4月 - 2018年3月 )
- Eテレ0655(NHK Eテレ、2017年4月4日 -2019年3月 )火曜日限定コーナー「ネズミのネズっち チューズデー!なぞかけ」のコーナー担当
- HAYARIYA(RCC中国放送、2017年4月 -)
- お笑い演芸館(BS朝日、2018年4月 -)
- 笑点(日本テレビ、2020年3月、2021年1月、2022年8月)
テレビドラマ
[編集]- 魔進戦隊キラメイジャー 第32話(2020年11月22日、テレビ朝日) - ナゾカケ邪面(声) 役[16]
ラジオ
[編集]- ねづっちの仲見世ボンバー(北陸放送他)冠番組パーソナリティ
- ねづっちの浅草芸人道(山形放送他)冠番組パーソナリティ
- みやちゃん、ねづっちのまいどあり〜(全国AM/FM数局)冠番組パーソナリティ
- 旬!SHUN!ピックアップ(全国AM/FM数局)冠番組パーソナリティ
- BUY NOW(全国AM/FM数局)冠番組パーソナリティ
- いいものテンミニッツ!(全国AM/FM数局)冠番組パーソナリティ
- わくわくお届け便(全国AM/FM数局)冠番組パーソナリティ
- ねづっち、長谷川玲奈の声優さん整いました!(2019年10月 - 2020年9月、新潟放送他)[17]
- ナイツのちゃきちゃき大放送(2019年、TBSラジオ)12時30分頃の真っ昼間大喜利とほとんどの場合エンディングに2ヶ月に一度出演する(基本的に偶数月最終土曜日)。また、稀に中継コーナーに出演する場合もある。
- ねづっち整いジェネレーション(2020年10月 - 、山形放送他)
- ねづっちのお笑い学校(2021年5月ー、ラジオ大阪)
映画
[編集]- 漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々(2024年3月1日、KADOKAWA/ミックスゾーン/中京テレビ放送/ミラクルヴォイス[18])
主な作品
[編集]DVD
[編集]- ねづっち なぞかけ教習所(TOエンタテインメント)
書籍
[編集]- 『ねづっちのハイブリッドなぞかけ』東邦出版 2011年10月
- 『江戸のなぞなぞ なぞかけランド なぞかけ動物園』理論社 2013年11月
- 『江戸のなぞなぞ なぞかけランド なぞかけ食堂』理論社 2014年1月
- 『江戸のなぞなぞ なぞかけランド なぞかけ運動会』理論社 2014年2月
- 『会話を整える』主婦の友社 2021年2月
- 『なぞかけ学校 江戸のなぞなぞ なぞかけランド 5』理論社、2021/05
- 『なぞかけ昆虫館 江戸のなぞなぞ なぞかけランド 4』理論社、2021/04
- 『なぞかけ遊園地 江戸のなぞなぞ なぞかけランド 6』理論社、2021/06
脚注
[編集]- ^ “第1064回 2010年12月25日”. 所さんの目がテン!. 日本テレビ (2010年12月25日). 2021年4月11日閲覧。
- ^ “新語・流行語大賞:「ととのいました」がトップテン Wコロン“一発屋伝説”も「仕方ない」”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2021年1月8日閲覧。
- ^ “「ととのいました!」ねづっちが番組内で公開プロポーズ”. お笑いナタリー (2010年6月19日). 2017年5月18日閲覧。
- ^ “Wコロンが解散 それぞれがピン芸人へ”. ORICON (2015年4月1日). 2015年7月22日閲覧。
- ^ 新協会員ご紹介 できたくん、ねづっち、玉川太福、きょうこ、好田タクト - 落語芸術協会 2019年2月1日
- ^ “もう一度やって来た「ねづっち」の時代…8年続けた動画投稿、若者のニーズに合った「人気の秘密」 : 読売新聞オンライン”. www.yomiuri.co.jp. 2022年10月25日閲覧。
- ^ “信心で『整いました!』--芸の世界で夢を実現”. 創価新報 (聖教新聞社): p. 1. (2010年7月21日)
- ^ 『トピためっ!』2010年7月8日放送分冒頭のねづっち本人の発言
- ^ 『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』2008年1月3日放送分より
- ^ a b お笑いナタリー 2010年5月26日「ねづっちが爆笑問題ラジオでの"ハガキ職人"時代を回顧」
- ^ ねづっち、マックでバイト過去「ダンディ坂野さんもいた」(日テレNEWS24、2010年9月18日)
- ^ 価格.com「アメトーーク!」2010年1月7日(木)放送内容」より。
- ^ “第74回『芸術選奨』受賞者を発表 佐藤浩市、池松壮亮、中村勘九郎、藤井フミヤら”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年2月28日). 2024年2月28日閲覧。
- ^ ★レギュラー番組★ねづっちぃ散歩X
- ^ ねづっちぃ散歩
- ^ “ねづっち「キラメイジャー」になぞかけ怪人役で声の出演「はーい、ナゾッチです!」”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2020年11月15日). 2020年11月15日閲覧。
- ^ 新番組「ねづっち・長谷川玲奈の声優さん、整いました!」が決定!
- ^ “映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』”. 映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』. 2024年3月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- ねづっち・公式プロフィール
- ねづっち - 落語芸術協会
- ねづっち - 漫才協会
- ねづっち (@nezutoshi) - X(旧Twitter)
- ねづっちチャンネル - YouTubeチャンネル