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根本正義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
根本 正義
人物情報
生誕 (1942-02-01) 1942年2月1日
日本の旗 日本 東京市荒川区
死没 (2023-10-25) 2023年10月25日(81歳没)
日本の旗 日本 埼玉県朝霞市
国籍 日本の旗 日本
出身校 立正大学
学問
研究分野 児童文学
国語教育
研究機関 東京学芸大学
学位 文学修士
影響を受けた人物 大久保典夫
浅野晃
学会 日本児童文学学会
日本読書学会
全国大学国語教育学会
日本国語教育学会
昭和文学会
主な受賞歴 赤い鳥文学賞特別賞
日本児童文学学会賞
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根本 正義(ねもと まさよし、1942年2月1日[1] - 2023年10月25日)は、日本の近代児童文学研究者東京学芸大学名誉教授。

生涯

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東京都荒川区生まれ[1]。1964年立正大学文学部国文学科卒業[1]。1971年同大学院修士課程修了[1]。1980年東京学芸大学助教授[1]、1991年同教授[1]。1999年東京学芸大学附属大泉小学校校長を併任(- 2003年)[1]、2007年定年退職[1]、名誉教授。

2023年10月25日午前7時20分、老衰のため埼玉県朝霞市の病院で死去[2]。81歳没。

著書

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  • 『高等学校国語教育と児童文学』三英社 (印刷者) 1964
  • 鈴木三重吉論 三重吉の綴方理論をめぐって』三崎印刷 (印刷者) 1965
  • 『鈴木三重吉研究』三浦印刷 (印刷者) 1968
  • 『「赤い鳥」盛衰史』高文堂出版社 1969
  • 『続・鈴木三重吉研究』高文堂出版社 1970
  • 『鈴木三重吉と「赤い鳥」』鳩の森書房 1973
  • 『幼児教育のための児童文学 子どもの文化と絵本・幼年童話』高文堂出版社 1974
  • 『昭和児童文学論』高文堂出版社 1975
  • 『子どもの本の世界』高文堂新書 1976
  • 『昭和児童文学案内』高文堂新書 1976
  • 『高等学校国語教育と児童文学』高文堂新書 1977
  • 『鈴木三重吉の研究』明治書院 国文学研究叢書 1978
  • 『国語教育の遺産と児童文学』高文堂出版社 1984
  • 『昭和児童文学の研究』高文堂出版社 1984
  • 『国語教育の理論と課題』高文堂出版社 1987
  • 新美南吉と児童文学』高文堂出版社 1987
  • 『読書教育と児童文学』双文社出版 1990
  • 『国語教育の創造と読書』日本書籍 教育双書 1991
  • 『児童文学のある教室』高文堂出版社 1992
  • 『子どもと教育とことば』高文堂出版社 1994
  • 『児童文学批評と国語教育 昭和20年代の文献と解題』高文堂出版社 1994
  • 『子ども文化と教育のひずみ』高文堂出版社 現代ひずみ叢書 1996
  • 『マンガと読書のひずみ』高文堂出版社 現代ひずみ叢書 1998
  • 『国語教育と戦後民主主義のひずみ』高文堂出版社 現代ひずみ叢書 1999
  • 『詩と童謡の校長歳時記 小学校の教育を開く言葉』1‐4 らくだ出版 2001‐2003
  • 『いつくしむこころ 根本正義教育随想』書肆楽々 2004
  • 『校長徒然譚』書肆楽々 2004
  • 『子ども文化にみる綴方と作文 昭和をふりかえるもうひとつの歴史』KTC中央出版 2004
  • 『占領下の文壇作家と児童文学』高文堂出版社 2005
  • 『占領下の文壇作家と児童文学 索引』編 高文堂出版社 2005
  • 『研究とエッセー文学と教育の周縁 根本正義教授定年退職記念出版』高文堂出版社 2006
  • 『国語教育とマンガ文化 二十一世紀の課題と提言』ゆいぽおと 2010

共編著

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  • 『幼児文化』家田隆現共著 高文堂出版社 就学前教育全書 1986
  • 『国語科教育法 資料中心』谷光忠彦,山本昌一共編 高文堂出版社 1990
  • 『国語教育基本文献』編 高文堂出版社 1993

編纂

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  • 『少年小説大系 第10巻 戦時下少年小説集』編 三一書房 1990
  • 『少年小説大系 第16巻 佐藤紅緑集』紀田順一郎共編 三一書房 1992
  • 『少年小説大系 第27巻 少年短編小説・少年詩集』二上洋一共編 三一書房 1996

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 「根本正義教授 略歴と業績」『学芸国語国文学』第39巻、東京学芸大学国語国文学会、2007年3月、1-11頁。 
  2. ^ "根本正義氏死去 東京学芸大名誉教授". 山陽新聞デジタル. 2023年10月30日. 2023年11月1日閲覧

参考文献

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  • 根本正義教授 略歴と業績(根本正義教授退職記念号) 学芸国語国文学 2007-03
  • 『文藝年鑑』2010年