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根崎温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

根崎温泉(ねさきおんせん)とは、北海道函館市根崎町(旧銭亀沢村)の温泉である。

概要

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1912年大正元年)8月、吉川太郎吉が掘り当てた温泉。このことがきっかけにより当地が漁村から温泉街に変化した。1933年昭和8年)には湯の川温泉とともに、湯の川・根崎温泉座談会を組織して温泉街の振興に務めてきた。 鉄道省が編集した『温泉案内』によれば、厳密には湯の川温泉、根崎温泉と名は異なるが、松倉川を挟んでいるだけで一つの温泉地[1]。『函館・道南大事典』では松倉川以東にある根崎町の温泉であり、湯の川温泉と混同されているが本来は別のものとしている。小樽新聞社が選定した「北海道三霊泉」の一つで、函館市熱帯植物園内に1930年(昭和5年)建立の石碑が残っており、温泉井戸は同園内にある[2]

泉質

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  • アルカリ食塩泉
  • 82℃

脚注

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  1. ^ 温泉案内 鉄道省編, p. 611.
  2. ^ 函館・道南大事典 p.334

参考文献

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  • 函館市史 銭亀沢編
  • 鉄道省『温泉案内 鉄道省編』博文館、1931年。 
  • 須藤隆仙 『函館・道南大事典』 南北海道史研究会 1985年

関連項目

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