Estmob
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
大韓民国 大韓民国ソウル特別市瑞草区孝寧路77キル28ドンオビル5階 |
設立 | 2012年7月25日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | Sendy, SendAnywhereの企画/開発/運営 |
代表者 | Yoonsik Oh |
主要株主 | Rakuten Ventures |
外部リンク | 公式サイト |
株式会社イストモブ(英語:Estmob、韓国語:이스트몹)は、P2Pファイル転送「SendAnywhere(センドエニウェア)」を企画/開発/運営し、ソウルに拠点を置くスタートアップ企業。ブラウザとスマートフォンアプリから無料版は10GBまでのファイル転送ができる。現在累計3,100万DLを達成し、韓国国内のスタートアップランキングで7位である[1]。
概要
[編集]2012年7月に韓国最大のソフトウェア開発会社ESTsoft出身のYoonsik Oh(オ・ユンシク)が株式会社イストモブを設立。
設立の背景
[編集]Yoonsik Ohは、「いろんなデバイスの間のファイル転送がなぜこんなに不便なのか」という疑問からESTsoftの社内ベンチャー公募プログラムでファイル転送サービスのアイディアを出し優勝したことをきっかけに2012年Estmobを創業、SendAnywhereをリリース[2]。2019年に日本支社である株式会社センディを設立している[3]。
技術連携
[編集]2015年にSamsungプリンターとMOU締結、2016年にSamsungギャラクシーとMOU締結、2018年にNaverとMOU締結[3]。
資金調達
[編集]イストモブは2014年5月に日本最大のIT企業である楽天のベンチャーキャピタル部門、楽天ベンチャーズから100万ドルを調達[4]。その後も、2016年1月に600万ドル[5]、2019年に300万ドルを調達し累積1,000万ドル[6] を調達している。
沿革
[編集]- 2012年
Estmob 創立(本社)、 “Send Anywhere” サービスローンチ
- 2013年
MAU 10万達成
- 2014年
MAU 50万達成、$1M シードファンディングを誘致(楽天ベンチャーズ)[4]
- 2015年
MAU 100万達成 、SamsungプリンターとMOU締結
- 2016年
MAU 200万達成、アンドロイド500万ダウンロード突破、Samsung GalaxyとMOU締結(ギャラクシーS7にSend Anywhere機能を搭載)、$6M 投資金を誘致(楽天ベンチャーズ)[5]
- 2017年
MAU 300万達成、POLARIS OfficeとAPIパートナー契約
- 2018年
MAU 350万達成、累積ダウンロード2,000万突破、Send Anywhere PLUS リリース、Android1,000万ダウンロード突破、NaverとMOU協約
- 2019年
日本支社 株式会社センディを創立、Sendyサービスローンチ、$3M 投資金を誘致(楽天ベンチャーズ)、累積ダウンロード3,000万突破
- 2020年
MAU 420万達成、'Sendy PRO' 'Sendy Business' 発売
脚注
[編集]- ^ “South Korea Top Startups - Platum, VentureSquare, Flitto | Startup Ranking” (英語). StartupRanking. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “Send Anywhere”. send-anywhere.com. 2020年7月22日閲覧。
- ^ a b c Sendy. “About Us - Sendy, 世界最高のビジネスクラウド” (英語). Sendy. 2020年7月22日閲覧。
- ^ a b “Peer-To-Peer File Sharing Service Send Anywhere Raises $1M Seed Round” (英語). TechCrunch. 2020年7月27日閲覧。
- ^ a b “ファイル転送サービス「Send Anywhere」を開発する韓国Estmob、楽天ベンチャーズから600万ドルを追加調達”. BRIDGE(ブリッジ)|「起業家と投資家を繋ぐ」テクノロジー&スタートアップ関連の話題をお届けするブログメディア. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “楽天ベンチャーズが累積1千万ドルを投資したファイル転送サービス「Sendy」がサービス開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年7月22日閲覧。