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栗原一貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

栗原 一貴(くりはら かずたか、1978年 - )は、日本の情報科学者、津田塾大学教授。学位博士(情報理工学)東京大学2007年)。2012年に「人の発話を遠隔から阻害する装置「SpeechJammer」で」塚田浩二とともにイグノーベル賞「音響学賞」を受賞[1][2]した。

経歴

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1978年、栃木県宇都宮市生まれ。1996年、栃木県立宇都宮高等学校卒業後、東京大学理科二類入学[3]。2000年、東京大学工学部機械情報工学科卒業[3]。2007年、東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻博士課程修了。同年、独立行政法人産業技術総合研究所研究員に就任し、2013年より主任研究員になった。2014年より津田塾大学学芸学部情報科学科准教授となった。2019年より津田塾大学学芸学部情報科学科教授[4]になった。

研究

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「物議を醸す情報システム開発」と称する研究スタイルが得意であるとしている[5]。研究対象はヒューマンコンピュータインタラクション全般、エンタテインメントコンピューティング、および教育現場におけるICT技術の活用研究などである。

スピーチ・ジャマー

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イグ・ノーベル賞の受賞対象となった「SpeechJammer(スピーチ・ジャマー)」は、おしゃべりな人の音声を、1秒未満の遅れを加えてそのままスピーカーを通して返し、「おしゃべりを邪魔する仕組み」である[6]

脚注

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  1. ^ 栗原, 一貴、塚田, 浩二「イグノーベル賞受賞研究 SpeechJammer」『人工知能学会誌』第28巻第2号、2013年3月1日、318-325頁、2021年4月17日閲覧 
  2. ^ 開発者が明かした、イグノーベル賞「スピーチジャマー」の誕生秘話(栗原 一貴) | ブルーバックス | 講談社(1/4)”. Kodansha Bluebacks. 講談社 (2019年7月26日). 2021年4月17日閲覧。
  3. ^ a b 栗原 一貴 (Kazutaka Kurihara) - 学歴 - researchmap”. researchmap.jp. 2021年12月21日閲覧。
  4. ^ 栗原 一貴 教授|津田塾大学”. 津田塾大学. 2021年4月17日閲覧。
  5. ^ https://www.unryu.org/ 栗原一貴, 博士(情報理工学)]
  6. ^ [1][リンク切れ]

外部リンク

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