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柴田一彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柴田一彦 写真画像 Kazuhiko Shibata image
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柴田 一彦(しばた かずひこ)は、日本シンガポール実業家投資家ニューヨーク州弁護士ヘッジ・ファンド・シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ代表取締役。経営陣との対話を通じたバリュー投資を中心とし、アクティビスト・ファンドによるMBOの交渉などを行う[1]

人物

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1982年一橋大学法学部卒業、野村證券入社。1985年からハーバード大学ハーバード・ロー・スクールに留学し、1986年修了、LL.M.法学修士)。ニューヨーク州弁護士資格取得[2]。野村證券でM&Aアドバイザリー業務に従事[1]

2000年野村證券を退社し、シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズを共同設立、同代表取締役。2003年に設定したマスターファンドは、3カ月で300億円を集め、年平均17%の収益を実現。経営陣との対話を行うバリュー投資を中心とし、日本及びシンガポールエヌ・デーソフトウェアインフォマート等の成長株への投資を行う[3][4][5]

コーポレート・ガバナンス改革などに関わり、投資顧問会社として日本で初めてファンド主導のマネジメント・バイアウトを実行するなどし、ユーリカヘッジ2014年Best Asian Hedge Fund及びインターナショナル・ヘッジファンド・アワード2014年Asian Based Asset Manager of the Yearを受賞[2][6]

脚注

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  1. ^ a b 齋藤達弘「三條機械のMBOとアクティビスト・ファンド」『新潟大学経済論集』第99巻、新潟大学経済学会、2015年9月、171-210頁、CRID 1050845764174991488hdl:10191/33359ISSN 02861569 
  2. ^ a b 「寄付は構えずに 柴田 一彦(昭和57年法学部卒業)」一橋大学基金
  3. ^ 「輝く地方企業(2) NDソフト、介護ロボの活躍支える 」2017/6/9 2:00日本経済新聞
  4. ^ 「ガバナンス導入で投資機会到来、新ファンドで1000億円目指す=投資顧問シンフォニー」ロイター東京外為市場ニュース2015年7月30日 / 14:06 / 3年前
  5. ^ 「今こそ輝くイノベ株 不確実な時代、自ら市場創る」2017/4/11 12:00日本経済新聞
  6. ^ 「シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ・グループ」公益社団法人会社役員育成機構